旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

私の知らない「切手の世界」

先日、風景印の世界について記事を書きましたが。
道北旅行でまんまとデビューしました。その際は、夏のグリーティングカードとオノヨーコ(仮名)がくれた大昔の礼文利尻が描かれた記念切手を使いました。
これはこれで物語(?)があり、また別記事にしたいと思っています。


そんな中、風景印の師匠こと・調味料さん(以下調さん)がオノヨーコと私を切手博物館に連れてってくれたのです。



切手博物館も楽しかったのですが、写真が撮れなくてだね。フランスの切手に星の王子さまがあって、フランスのキラーコンテンツだなと。他国でもお金払えばあの絵で切手を作れるでしょうけど、本国はフランスだもんね、やっぱりと思いながら見たり。
あとは、先人が昭和時代に集めた風景印帳に興奮したり。
それはそれで楽しかったのよ。

ただ、そこに入ってる切手商がめちゃくちゃとんでもなくアンビリバボーに楽しかったのです。


古い切手というと、私らど素人には手が出せない値段と価値で、一昨日来やがれとか言われる世界かと思ってたんですよね。
そこは調さんという先達が居たこともあるし、お店の方も温和で親切でした(どんなところを想像してたんだw)
目が血走ったお客さんもいなかったし(だから、どんなところを…)

ちなみに切手商エリアは博物館の入館料無しで行けます。恐いですね。

もちろん価値の高い高価な切手も売られています。
でも、調さんが『これが額面で買える切手です』とファイルを教えてくれて、『ここに座っていいですか』と店主に聞いてくださって椅子とテーブルを確保してくれました。さすが先達!
初っ端からオノヨーコと私の興奮した声が響きます。今思えば、うるさかったね、私たち…
とにかくずっと感嘆と嬉しい悲鳴が出続けるの。ええ、リアルに声に出ちゃってた。くるねこ大和さんじゃないけど、若かったらもう少し自制心があったのにね(笑)

さらに、興奮しすぎて喉乾くとかもう全部声に丸出し。途中で、同じものが複数枚袋詰めになってるものは、オノヨーコと半分ずつ分けようというという協定を結んだり。
私は本当にビギナーだけど、オノヨーコは元々たまに風景印を押してもらってたり、筆まめ子&ご家族がかつて切手収集してたということで、多少の切手ストックがあったよう。

結局、2軒のお店があって2時間近く見ていたようです。あっという間だったな!

 

この後、近くのスターバックスに移動して戦利品を見せ合いっこ。この時間がまた最高なのよね。

基本的には私は風景印を「旅先でいただくもの」として、旅で使えそうという観点から切手をチョイス。
途中で調さんが「オーソドックスに使えるものもいいですよ」と教えてくれたので、抽象的なものも少しだけ追加。
いまいち切手・風景印界の「オーソドックス」が分からなくて、なんか漠然とした感じなんだけど。

(買ったもののごく一部)

 

こんな感じで、私は切手収集の世界へ一歩踏み込んでしまったのであります。