旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

夏の終わりのおセンチ

先日たまたま、テレビを付けたら安全地帯40周年ライブをやっていて思わず最後まで見てしまった。
どれもこれも知っている歌ばかりだし、やっぱり玉置さんは歌うまいなと。人格(というか女癖?)と歌とか演技とか別なんよね。ミュージシャンも俳優も。

余談だけど、一度玉置さんのライプ行ってみたいという話を友達としてたんだけど。チケット全然取れなかった。すごいなー。


そのテレビ番組で知ったのだけど、安全地帯のメンバーが一人亡くなったんですね。ドラムだったそうです。
彼ら5人中4人が旭川の同郷で、あと1人が同じく北海道の稚内なのだそう。
1982年のデビューから、時々休止しながらも集まっては歌ってライブして、40周年のライブでは亡くなったメンバーの映像も流してたのよ。インタビューで「あいつが亡くなった次の日メンバー全員集まって、子供みたいに泣いた」と仰っていました。

なんかそれ見てたらさ、私が10代で大好きだったバンドとの差に泣けてきちゃったよ。
私が好きだったチェッカーズは、ご存知の方もいると思いますが既に亡くなったメンバーがいます。(奇しくもドラム)
でもそれ以前の問題で、解散後にボーカル同士が揉めて、暴露本まで出してしまい、ドラムのクロベエが亡くなった時もメンバー勢ぞろいしなかったのよ。
この先も一生集まれないし、再結成はしないでしょうね。

福岡・久留米からみんなで上京したのにね。


自分の人生振り返っても、喧嘩を時々してても仲良くやってたつもりがある日どこかで食い違ってしまった。そういう人たちがいる。

いやもう、本当結構な酷い事言ったり言われたりして乗り越えてる友人もいるのよ。他人が聞いたらドン引きするような。
でも乗り越えられない人もいる。受け入れられない人もいる。
私にとって超えてはならない何かに踏み入れた人なんだろうな。
あの日あの時楽しかった瞬間があるのに、もう遠い人になってしまった。

夏の終わりだからおセンチになるわねー。