旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

誕生50周年記念 ベルサイユのばら展へ行ってきたよ

 

不朽の名作・ベルばらが連載開始から50周年だそうで、六本木でやってる展覧会に行ってきた。
アニメは何度も再放送されていると思うけど、私が中学生の頃もやっていて放送翌日は友達と盛り上がったものです。
そのうちの一人と今回は行ってきたので、もう二人で胸アツでした。

 

ただ、かなり期待して行ってしまったので、展示の運営とかスタッフとかちょっと気になりはした。
オスカルの大きな絵が展示してあったんだけど、周りの額縁とかまで「プリント」になってるとか…50周年のオスカル様ですよ?
そんな安っぽいプリントなら、額縁無い方がまだマシだよとか。
あとベルばらの客層考えたら、パネル展示はもう少し字を大きくしていいと思うの(笑)

 

しかし!池田先生の生原稿見たら何もかもが消え失せます。

手描きの生原稿の迫力たるや!(もちろん撮影不可)

 

連載スタート時からの重要シーンの原稿が展示されており、最初は「先生上手だね~」みたいな気持ちで見るのですが、やっぱり途中からストーリに引き込まれちゃう。何度も読んでいるのに。

今回改めて知ったけど、連載開始当時は先生が24歳であったこと、連載自体は2年足らずで終わったこと、女子供には歴史は分からんと言われて当初は反対されていたことなど…
もう伝説と呼ぶにふさわしいなと友人と盛り上がる。
少し前のNHKでもベルばらをやっていたけど、やっぱりベルばらは少女マンガ界でのエポックメーキングだよね!と。
もしベルばらがあの日、あの時に誕生してなければ少女漫画は(発展はしただろうが)もう少し発展に時間がかかっただろうねと。

あと、ベルばらが無ければ「フランス革命」に興味なんて絶対なくて、世界史テスト対策で覚えなきゃいけない出来事の1つでしかなかっただろうねとか。

 

(宝塚の衣装・ポスターも展示してあって、こちらは写真OK)


いつもは美術館なんかも1人で行くことが多いので、終わった後にこうやって人と盛り上がる事が出来るのっていいよなーと思ったわ。

 

カフェも行ったわよ!コースター欲しさに(高い)コラボメニュー注文したわ(笑)

 

オスカルが亡き後は10回程度で連載終わらせるように言われたんだとか。そこからがフランス革命の本番なのにね。
とはいえ、連載終了後に何度か外伝みたいなのは描かれてるわよね。あんまりおもしろくないけど(毒
と思っていたら、2014年に「新エピソード」として池田先生が新作を描いていたと今回初めて知った。それはちょっと面白そうな内容だなと思っていたら、グッズ販売にその漫画も置いてありました。
友人はきっちり全巻(4冊)買ってましたよ(笑)
同じ学校(?)だったら、借りられるのにね~!

 

私が買ったグッズ。
左奥にあるのは名前ハンコ。オスカルの顔が付いてます。イマドキのバリエーション豊富な名前じゃこんなことできないから、ベルばら世代ならではのグッズよね。