仕事では好きでも嫌いでも、得意でも苦手でも付き合わなきゃいけない、向き合わなきゃいけない人いるけど。
プライベートでは「私の貴重な時間を使いたくない」と思う人とは付き合わないという明確な基準がある。
ただこれ、1対1なら話はカンタンなんだけど、グループで1人だけ嫌という場合は難しい。
高校時代の部活友達は社会人になってからもずっと定期的に会っていたのだが、一番最初に来なくなったのは部長だった。
個人的には連絡を取っていたので、何で来なくなったのって聞いたらAさんとBさんが苦手で…と言っていた。誰よりも人がよくて優しい彼女は個性の集まりみたいなあのメンバーをまとめるのは大変だったろうなと今でも思う。
皆と会うのは楽しいけど、あの2人は無理と言っていて、その気持ちは誰もが多かれ少なかれ分かるのではないだろうか。
私もこのAさんが嫌で、部長と違って「あんた、そういうところ良くないよ」と言えた。
私だけじゃなく別のCさんも彼女にハッキリ言ってたりしたんだけど。
そうやって言えればいいけど、言っても人は簡単に変わらないものね。そして言ったとして、どう受け止められるか分からない。
そこはやっぱり10代からのめちゃくちゃな時期を一緒に過ごした信頼関係があったから言えたのだと思う。あとお互い若かったから…良くも悪くも。
今の年になると、嫌だと思ったとしても「よくないよ」とは言わない、言えない。
正論でねじ伏せるのは得意だけど、それじゃ解決しないって学んだせいかもしれない。「よくない」の基準が人それぞれだと知ったせいかもしれない。言ったとて、人は変わらないし、労力の無駄って知ってるせいかもしれない。
そんなこんなで結局Aさんとは疎遠になった。私以外の人達も、中には年賀状のやり取りだけしているケースもあるようだが会ってる人は誰もいないようだ。
それでも彼女は私たちのことなど気にもしていないだろう。
アイドルグループだって全員カッコいいわけじゃないように、付き合うグループだって全員自分と合うとは限らない（分かりづらい例え）
だから一人くらいカッコよくなくてもファンを続けるように、グループと付き合うのが正解なのかなー。
何が正解か分からないや。
