旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

2023車無しで巡る長崎旅(14)カフェ~浦上教会~眼鏡橋

 

次の目的地に行く前に軽く一休み。通りがかりで入ったお店なので店名や場所はもう覚えてないけど。
食べて物は覚えてる、ラムレーズンバターのスコーンです。


入りたいカフェあったのだけど、若い子で満席でさ。
日本のカフェってどこも混んでるし、年齢層低めのところが多くてあんまり好きじゃないんだよな…


休憩後にてやって来たのは浦上教会。
正直教会はもうお腹いっぱいなんだけど(コラ!)、原爆の被害がもっとも大きかった教会をどうしても見たかった。

考えてみれば、長崎は日本の「影」の部分の遺産が結構あるな。
迫害の歴史の教会、原爆、軍艦島軍艦島自体は廃墟になったからとか負の側面から世界遺産になったわけではないけど、あれだけ栄えた島が廃墟となるのはやっぱり栄枯盛衰的なものを感じるよね。見学できなかったけど。

 

閉館時間ギリでしたが、やっぱり行ってよかったです。こちらも撮影不可なので、写真はないですが、パイプオルガンの演奏がずっと行われていました。
ずっと流れてるから、CDか?とアホなこと思ったら、ちゃんと演奏してるそうです。立ち入りOKなエリアからはパイプオルガンが全然見えなくて分からなかったのだ。
スタッフ(というのかしら?)とお話しすると、定期・定時で演奏があるわけじゃないそうで「今日来れたあなたはラッキーですね ^^ 」って言われて、なんかすごく嬉しかったです。
ここまで、やっぱり「軍艦島行けなかった」という気持ちをずっと引きずっていたので、この何気ない一言ですごくすごーーーく救われた気持ちになりました。

 

原爆を落とされた時に大きな被害を受けた教会の内装や鐘なんかも展示してあって、観光客が少ないこともあって静かにじっくり見学できて、来てよかったなと思って。

原爆投下後、教会自体は再建されましたが崩れ落ちた鐘楼は今も当時のままにしてあるそうです(外なのでここは写真OKのようです)

 

なんか、疲れてるけどスタッフさんの一言のおかげでちょっと元気出た。そして一瞬だけど青空が覗いたので、眼鏡橋も行っとくか!

市電でやって来ましたよ。

市内の中島川にかかる橋の一つですが、まあ船が欠航するくらいなんで「メガネ」状態で見られるはずも無く。

 

(条件が良ければ水面に橋がうつって、メガネに見えるそう)

 

 

橋のすぐそばに飛び石があって、そこの真ん中から写真撮ろうと思って、石を2つ3つ進んだのだが…スカートだったこともあって、足が開きづらくて急にめちゃ恐くて進めなくなってしまった(;'∀')

 

私に続いて飛ぼうと来ていた子供らに「ごめん!おばちゃん恐くてこれ以上進めないの!戻りたいの!」と押し戻したのであります(笑)
子供たち、戸惑ってたけど戻ってくれました。ありがたや。