旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

鉄道開業150年記念 JR東日本パスで行く岩手・青森・長野の旅<弘前編>

福田パンをむしゃむしゃ食べた後、新青森着。めちゃ混んでる奥羽本線に乗り換えて弘前へ。

 

弘前からこれまた混んでる循環バスで文化センター前へ。

JR東日本パスのせいで東北がめちゃ混んでるとは聞いていましたが、多分奥羽本線もバスもめちゃくちゃでした。バスなんて、コロナ前の紅葉真っ盛りの日光くらい混んでた。
弘前、まだ紅葉には早かったのに…
旅行支援のせいではないと思うのは、道路は全然混んでないんですよ。東北って車で旅行する人が多いのに、公共交通機関のバスだけ混んでるって列車使ってる人が多い証拠ですよね。

 


どうにかバス下車して、こぎん店巡り1軒目は藍染のお店・川﨑染工場です。

こぎんの糸は8本と10本の撚りのものが売っていましたが、私は10本の方を購入。
時間が無くて今回は行けなかったけど、工場の見学(有料)もさせてくれるらしい。やっぱり弘前泊まってゆっくり見たいわぁ。

こちらでは生地の染めもやってくれるらしい。ただ、生地を染めると目が詰まるので、こぎん刺すのは難しくなるかもしれませんねとのこと。

 

その後は予てから行きたかった小山せんべいへ。見た目は南部せんべいみたいですけど、それよりももっと美味しい…「美味しい」は個人の感覚ですけど。
焼いてる様子が見られて、1枚ずつ手焼きしているのが分かります。
ここのはせんべいにナッツがまるごとのってて、それがまた美味しいの。アーモンド、ピーナツ、ピーカンナッツ、ピスタチオ、マカダミアナッツなんかがあります。

 

並びにJAのショップがあって、かなり惹かれたんだけど。

この後まだまだ弘前を歩く予定なんで、葱買ってる場合じゃないんだよなと我慢。


こぎん巡り2軒目はこぎん刺し専門店・津軽工房社です。材料以外に本や作家の作品なんかも売ってました。

本と言っても、出版社からの本ではなくフォトブックを活用した自費本です。
ここでも色々こぎんのことをお話しできてめちゃくちゃ楽しかった。
手芸部もすごく楽しいけど、こぎんの技法についてまでは議題にならない(当たり前)ので、それを存分にできたのが一番嬉し楽しかった。
今やってる2色の刺し方についてアドバイスもらえたこと(私がそれを出来るかどうかは別として)も嬉しかったです。

今回のこぎん巡りのために、私は密かに貯めていたお金(一時期ショップに作品を置いてもらっていた時の売上)を持ってきていたのです。
それでババーンと買い物したのだ。


いい気分でお店を出て、予約しておいたアップルパイをピックアップ。

ネットでアップルパイMAP予習し、歩いて買いにける範囲内で一番酸味がありそうな店がル・ショコラだったのだ。ここは事前に要電話と書いてあったので、お取り置きをお願いしておきました。


そのままさらに歩いて3軒目は手芸用品店のしまや。

街中の手芸屋さんなので、生地や糸なんかもありますが、やっぱりこぎんの材料が豊富なところが弘前らしい。
そしてこういう街中の手芸店が現役なところがすごくうれしかった。
ここでも買い物ついでに少しお話しして、胸元に付けていた自作こぎんブローチを褒めてもらえてまたもやいい気分に。


この後ぶらぶら歩きながら、こぎん刺しのインテリアが素敵なスタバ(有形文化財の建物を利用していることでも有名)に行こうとしたんだけど、時間切れ…(´・ω・`)
近くまで行ったんだけど。

弘前はあちこち写真撮りたくなる風景があるから、時間かかっちゃうんだよ~

 

慌てて引き返して、これまた予約してあった寿司屋でバラチラシをピックアップ。
弘前駅に戻って、特急に乗ります


が!JR東日本パスの影響で上下線ともに列車が混雑、遅延が発生していたのです。
JRの方々もかなり大変だったようで、新幹線が発車時刻を遅らせてくれたおかげで無事新青森で乗り継ぎが出来ました。というか、あれで特急と新幹線を乗り継ぎさせないと、もっと混乱したでしょうね。

ということで、先ほど買ったバラチラシを新幹線で食べる間もなく八戸到着。
ここからバスで中心街のホテルへ行き、そこで夕食。

長い一日だったぜ。