少し前に横浜市歴史博物館でやっている特別展へ行った。
こぎんをはじめとして、主に東北地方の布に関わる手仕事が展示されている。織物、刺し子、襤褸とか。
で、その中でも特にこぎんの展示が多くて、こぎん好きには見ごたえがあった。
ずっと暑かったので手仕事をさぼっていたけれど、そろそろやろうかな~という気になった。
ただ、あんまり作りたいものが浮かばないのよねー。
と思ってたら、股引に細工したものがあった。面白いねこれ。
手芸部部長のミディーニャさんなんかも「作れば満足」っておっしゃてた。私は逆で、実用的なもの、使えるものを作りたいリアリスト(笑)
いや、実際には作ったきりしまい込んであるものもたくさんあるんだけど。
飾るものより、実用的なものがいいんだよなー。
バッグ、ポーチ、定期入れはもう一通り作ったし。
あと、こぎんて基本的には布を丈夫にする、厚手にするためのものなので、重いのよ!
バッグ、ポーチは軽さ重視に傾きつつあるので、これまた実用的じゃないんだよなー。
と思っていたけど。個別で刺したものを服のポケットに付けるとか?
でも、既製服に付けるの大変なんだよなー…うむ。
でも、服に何かするっていい気がするのでもう少し考えたい。
昔の人は、今より暗い照明事情の中でこんなの刺してたんだからすごいよなぁ。
今、一般的に売られてる「こぎん用」生地とかではなく、普通の麻生地で目を拾っていくんだから、今よりずっと細かい目なんだよ。
それで刺せるんだもんな。
「夜は見えない」とかぼやいてる自分が恥ずかしい。でも実際見えないんだけどさ(笑)
ミュージアムショップにはこぎんの小物や、キットも売っていた。どれも作れるし、キットは今更って感じで買わず。でも前から欲しかった冊子「そらとぶこぎん」(写真右側)を購入。
あと真ん中の丸いのは、会場でアンケートに答えると貰えるマグネット。
今、会社のデスクで貼ってあって、癒しです。