旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

負の遺産

方々で言っているけど、私は旅行以外の趣味が続かない。
数年単位で自分の中でブームが去る。

去ったら、基本的には二度とやらない。


今までを振り返ってみると、着付け、映画(単館に限る)、料理、ビーズ、パン作り、編み物、革製品作り…
思い出しただけでも相当あるね。長く生きてるから。


そして、こぎん。
その中でもこぎんが一番続いてる。


そして、それぞれの趣味にハマった後に解脱したあとの「負の遺産」があるのだ。

映画にハマったころは、officeのAccessを覚えたかった頃とかぶったせいで、自分でデータベース作ってたな。
このDBどころかPCがもう無いので、まあ良い。
料理もパン作りも材料なんてとっておけないから、これも良い。

 

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ええ、着物とビーズと毛糸と革ですよ。この材料がね、ふとした瞬間にひょっこりはん(死語?)。
着物はなー、もっと年取ったらまた着るかもしれないけど、もう絶対着方忘れてると思うわ。
妹が結婚した時、私は当然洋服で参列したのだけど。母が着物で参列して、その着替えを手伝ったのが最後。
「若い頃に覚えたことは体が忘れない」っていう、都市伝説を信じたい…

ビーズは、それ自体はもうやらないけど。こぎんと組合わせてなんか作れるんじゃないかなーと思ったり。あと、負の遺産の中では一番場所とらないから。まあよい。(よいのか?)

毛糸…この前、手芸部のミディーニャさんが「5月はレース編みって決めてる」って言うのを聞いて。それいいね!と。
私も10月は編み物とか決めようかしら。まあ、サマーニットとか夏用の糸もたくさん持ってるんですけど(オイ)
ミディーニャさんじゃないけど、編み物は私にあってると思う。とにかく手を動かしていたいタイプの手芸好きなので。


…革にいたってはどうしたらいいのか。革を手で縫うには、専用の穴あけ道具(針を通すために穴をあける)が必要なんだけど。それは教室で借りてたから持ってないんだよね。
それなのに、革だけ持っているとう。普通のミシンじゃ厳しいしな。どうしたものか…とまたこっそり箱を閉める。

 

で、こぎん。糸も生地も着実に増やしてます。もう買っちゃいけないって頭ではわかってるんですけどぉ!
理性はあるのに。

母が年上の友人らから「もうやらないから」ってパッチワークの生地や本なんかを譲り受けていたけど。
気持ちは分かる。革とかやる人居たら、譲りたいもん。使ってくれる人がいるなら、革も本望だよ、きっと。