横須賀美術館へ行った。
海に面したこちらの美術館。海・芝生・建物の構造でカッコいい(写真はうまく撮れないが)
小林モー子さんという刺繍作家をNHKで観てすごく素敵!と思って密かにインスタフォローしてたのだが。横須賀美術館の「糸で描く物語 刺繍と、絵と、ファッションと。」に出展すると聞いて、はるばる行ってきた!
ものすごく残念なことに撮影がほぼ禁止なので、言葉でつづるしかない…自信ない。
(写真右側にカメラ禁止マークが出てるのは、この渡り廊下の上での撮影禁止の意味です)
トランシルヴァニアの手芸、イヌイットの壁掛け、現代の刺繍アート、フランスのオートクチュール という構成。
イヌイットと小林モー子さんが目当てで、大して調べもせず行ったんだけど。トランシルヴァニアが身悶えするほどよかった!写真は撮れないけど、ガラス越しの展示じゃないので間近で観られる!でも撮りたい!撮ったら、今後の自分の作品の参考になる気がする。…刺繍できないけど、インスピレーションという意味で。
トランシルヴァニア地方の作品の多くがスロヴァキア民俗芸術制作センターからの出展で、スロバキアに行ってみたくなったよ。大昔、チェコには言ったんだけど。あの頃は全くこういうものに興味なかったもんな~。
イヌイットは、大阪の国立民族学博物館(通称みんぱく)で見て以来、色彩がすごく好みだったので、もっと他にも見たいなと思っていたの。
ただ、イヌイットに関しては壁かけばかりで、観賞用ばかりだった。トランシルヴァニアの手芸は現地の衣服を中心に、生活に根差したものも多く展示してあったので、やっぱり見ごたえがあったと思う。
現代の刺繍アートということで、モー子さん以外も展示があって蝸牛あやさんという方を今回初めて知ったのだけど。刺繍糸を恐らく1本どり?とか細く使いながらも大柄を繊細に描いていて、すばらしかった。これまた真似は出来ないけど、なんか刺激をもらいました。(写真向かって右側の作品)
ミュージアムショップでは、珍しいルーマニア?ハンガリー?刺繍キットまであって、買うところだったけど。私刺繍できないんだった。買う前に思い出してよかった。
あわよくば、モー子さんの作品欲しいなと思ったけど。値段見て尻込み…
さらに、モー子さんの刺繍キットも売ってたけど、8000円とかしてだね。刺繍が出来ない身としては、買えなかった…(´・ω・`)
オラ、金持ちになりたい。
ただ、この美術館は展示自体はあまりうまくないね。
1つ1つの説明が無さ過ぎる。個人のギャラリーかよ!と思った。
あと、トランシルヴァニアの作品が剥きだしで置いてあるのはありがたいけど、置き方がちょっと微妙で人が(故意ではない)すぐに当たりそうになってて、オイ!作品に失礼だろ!と思った。