どこぞの新書みたいな題名ですな。
以前サポート業務をしていた頃の研修で必ず言われていたこと。
顔と顔を直接突き合わせてやり取りしたものを仮に100だとしたら、顔を見ない声だけの電話ではその半分しか伝わらない。
声も伝わらない文章のみとなるメールでのやり取りはさらにその半分になる。
誰でも思い当たるだろうけど、そもそも顔をつきあわせていても伝わらない、コミュニケーションの難しさを感じることがあると思う。
それでも、人って自覚・無自覚問わずに顔色とか声のトーンとかしぐさとかいろんなものから内容を受け止めているのよね。
それが一つずつ削がれていくたびに伝わる量は少なくなっていく。
このことを肝に銘じて仕事をするのとしないのとでは大違いだ。
私がサポート業務に携わっていた頃、メールも電話も経験した。いずれも人を指導する立場でもあった。
だから、時々どこかへ問い合わせして戻ってきた答えがそういった配慮が無いと突っ込みたくなる。つっこまないけど。
このブログでの文章は校正もしてないし(しろよ)、大して考えずに(考えろよ)書いているのでめちゃくちゃだけど。
この時学んだことはその後転職してしまっても大いに役立っている。
今会社で使ってるシステムがあまりにもチープでよく問い合わせをするのだけど、私の問い合わせのやりとりを共有してる同僚・上司は「スッキリする」と言ってくれます。丁寧に攻撃するから。
…褒めてくれてるんだと思う。