旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

どこかにマイルで香川に参る(3)

友達と合流し、目指すは寒霞渓。バスの本数がめちゃ少ないので、公共交通機関で行く方はよく調べていかないとアカンところです。
今回、2日目の小豆島周遊は友達にほぼおまかせ。(私は3日目担当)
友達は大変ルーズな性格なんですが(笑)旅慣れてるので、こういう極端にバスの本数が少ない所はきっちり調べてました。さすが。

 

バスで途中まで行って、あとはケーブルカーに乗ります。ここでも旅行支援のクーポン使えたので、ありがたや~。

 

悪天候だということは分かっていたので、私はギリギリまで小豆島行くの迷ったんだけど。寒霞渓の紅葉が見ごろだということで、やって来たのです。
雨な上に、山なので霧も発生。ただ、結構雨やんだり霧が晴れたりして天気もかなーり流動的。

 

それでも青空が見える瞬間もあったりして、なかなか良かったです。

 

あと結構大きいサルがいてね、恐かった。子ザルがいるようで、多分ちょっと(親が)攻撃的なんですよね。他の観光客にも「気を付けて」って言われましたし。
餌も持ってないけど、攻撃もしない善良な人間だよー!と念じながら歩きましたわ。

 

私のヘボ写真では伝わりませんが、紅葉と霧と岩肌、そして海とのコントラストが素晴らしくて、しつこいほどに「綺麗ねぇ」と言ってしまった。

 

私たちは特に感じなかったけど、これだけ紅葉してるってことはやっぱり気温が低いのでしょうね。もしくは朝晩の寒暖差が大きいのか。
前日行った栗林公園はここまで色づいてなかったもんね。

 

岩場があって、なぜかそこにお賽銭が溜まってたんです。なんで?と思ってたら、そこに瀬戸内(イントネーション)ダンディ2人組が来て
「しょぼいのぅ、500円玉は無いんじゃのう」
「そりゃそうじゃが」
「500円玉あったら、持って行きよるじゃろ」
「ほいじゃあ、俺が置いていくかのう。いかん、(財布見て)無いわ」
と千鳥みたいなイントネーションで話していて思わず笑ってしまった。


そこから少しお話をして、お二人は隣の愛媛から来てるそう。愛媛にも紅葉の美しい所あるんじゃないですかって言ったら『面河渓』という所を教えてくれました。いつか行こう( ..)φメモメモ

koyo.walkerplus.com

 

ちなみにここには売店兼レストランがありました。ちょうどランチタイムだったので何か食べても良かったんだけど…あまりそそるものが無く(まあ山の上だし、仕方ないよね)
コーヒーだけいただくことに。友達はオリーブコロッケも食べてました。

(緯度と経度が書いてあるのがかわいいね)



「どう?オリーブっぽさある?」と聞いたら「オリーブを食べた牛肉を使ってるって書いてあるけど、ほとんど肉が見当たらないので分からない」とのこと(笑)
てっきり、刻んだオリーブの実が入ってるのかと思ったよー。

 

バスの本数が本当に少ないので、それにあわせてケーブルカーで下山しオリーブ公園へ。

(寒霞渓(紅雲亭)行きのバスは床が木製でキュンとする)


公園内のレストランでランチをしようかと思っていたのですが、バスを降りて店の方角が分からずうだうだしていると、バス停の脇にある駐車場から一人のおっちゃんが近づいてきました。(以下瀬戸内のイントネーションで再生してください)

 

「何しとるんや。迷ってるんか」