八戸2日目の朝。
名物朝市へ行く。八戸旅行を決めた時に、絶対行きたいと思っていたのだけど。調べてるうちに、観光客ばっかりで楽しめないのでは…？と思うようになった。
私は朝に限らず市場が大好きなのだが、札幌とか函館の市場はかなり観光客向けで値段も商品も見ていてもちっとも楽しくない。
もっと地元客が多いところが好みなのだ。それが例え買えないものを売っていたとしても。
そういう点から考えて、この館鼻朝市が私の好みなんだろうか…と直前になってモヤモヤしだした。
早起きしてまで行く価値あるかしら？とか思ったのだけど、まあ「せっかく来たからね」とせっかく魂を発動して行くことにしたのだが。
これが大正解！ものすごく楽しかった。
八戸線で行くこともできるが、多くの場合は日曜朝限定で出ているバスで行く。
バス自体は全部で4本出ており、多くの人は朝一のバスで行くそうだ。中心街からバスは出ているが、座るためには始発から並んだ方がいいという口コミを読んだ。
私は事前にホテルのフロントで始発のバス停を確認したのにも関わらず、多分次のバス停で待ってしまったようだったが、1人だったのでギリギリ座れた。
といっても、15分程度の乗車なのでまあ立っててもなんとかなると思います。知らんけど。
5:55（←始発の発車時間だけど）発、6:11着の第1便で行き、ほぼ時刻通りに朝市会場脇のバス停に到着。
帰りも4便出ているが、結局一番遅い時間の第4便（8:03発→8:20着）で帰った。これまた座りたい人は少し早めにバス停に行った方がいいですよ。
人出はこんな感じ。
お店の方と少し話したところ、これでもコロナ前より全然少ないのだそう。それでもだいぶ戻って来たとか。
よかったよね。
さて、この朝市。観光客も多いけど、地元の人が圧倒的に多いと思う。まあ地元と言っても車で来れる範囲の地元客なので、隣の市どろこか隣県の人もいると思うが。
野菜、魚、加工品、パン、日用品など思っていた以上に多種多様なものが売られてます。
一方で、オシャレなカヌレの店があったり、1杯ずつドリップで淹れるコーヒーの店があったり、ゆで卵つかみどりなんてのもあった（笑）
玉子嫌いの私にはしぇーっと言いたくなる店だけど、なかなかの人気だったよ。50円だもの！
（公式HPより）Lの字の広場でお店が並んでいる。
マップが売られてると書いてあったが、私は見つけられなかったけれど、迷う事は無いと思う。バンコクのチャトゥチャック市場よりずっと分かりやすい（例えは分かりやすくないｗ）
季節的なこともあって、リンゴを取り扱う店も多かった。でも、思ったよりリンゴの加工品は少なかったな。やっぱり新鮮なアッポーが一番おいしいと地元民は思ってるのかもしれない。
1か所、鍋でリンゴジャム持ってきてプラ容器（よく焼きそばとか入れるようなあれ）に入れて売ってるところはあった。売り方がすごい。
この朝市で一番有名なのは手羽先のから揚げの店なようで、行列になっていが。
私は明日死ぬなら唐揚げ食べて死にたいと思うくらい唐揚げ好きなのだが。手羽先を食べるからには手で食べたいけど、ご時世的に外で手づかみでものを食べたくない。
ということで、今回は却下。
それ以外に目についたものをちょこちょこと買い食いした。
まずは是非食べてみたかった鯖飯コロッケ。イタリアのアランチーニ（ライスコロッケ）の八戸版みたいな感じ？
思ったより鯖は少なかったけど（笑）
揚げたてを朝日を見ながらいただくのは乙なもの。100円なので贅沢は言えないけど、チーズ入れて150円でいいから売ってほしいな。
でも次回行ったらまた食べると思う、チーズ入ってなくても（笑）
続いてはアワビの磯焼。
鐘を鳴らしてタイムセールで700円が500円になってたから！あ、元値は750円かも。もううろ覚え…
下に肝があるよ～！
あとは焼き小籠包！
台湾好きの人にありがちだけど、私も小籠包にはちとこだわりがあるのだけど、「焼き」になったら許容範囲が広くなるのでトライ。
白がノーマルで、緑が海鮮。ちょっと皮は厚いけどハオツーですよ！
11月中旬とはいえやっぱり朝は気温が低いので、温かいものはどれもこれも嬉しい。
私は食べてないけど、せんべい汁を売ってる店もあったよ。
締めはコーヒーとシフォン…と言いたいところだけど、このシフォンケーキががっちりテープで止まっててはがせなくてねぇ。
諦めて、リンゴのカヌレ。私普段あんまりカヌレ食べないのだけど、これはおいしかった。家でリベイクしたら更に美味しかったかもしれないわね。
冷凍すればもつって言ってたから、買い足しに行こうかなって思ったんだけど。もう時間がなかった。
市場の全景をやや高い所からどうしても撮りたくて、カヌレ購入諦めたんだけど。
そのわりにはこの程度の写真…
これでバス発車5分前くらいにバス停到着。これまたギリギリで座れました。
8:30頃ホテルに戻って、荷物を置いてちょっと休憩したらまたお出かけでーす。
