旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

2023車無しで巡る長崎旅(7)・2日目は福江島のバスツアー参加<武家屋敷通り&鐙瀬溶岩海岸編>

 

続いて福江島の中心地に戻ってきて、車窓から武家屋敷通りを見ます。


そもそも五島にはちゃんと『藩』があって、お城もあった事すら知りませんでした。こんな離島にあるんだねぇ。
城は江戸時代末期に建てられたそうで、遅っっって感じなんだけど。ずっと城建てたいよーって言ってたのに、許可がおりなくて江戸末期に外国船が押し寄せるんで、防衛の見張り的な意味合いで許可がおりたそう。
だけどすぐ明治になって廃城になってしまうんだと。なんていうか…諸行無常?違うか。

 

で、その無事士たちが住んでた屋敷通りなんだけど、今は屋敷自体はほとんど残ってなくて、塀の一部だけが残ってます。
こんな感じで上に石が積み上げられてて、曲者が侵入したらパラパラと落ちて音がするという。お手製セコムですね。

 

そうこうしてるうちに鐙瀬溶岩海岸へ到着。
5万年前に鬼岳付近の火山の噴火で流れ出た溶岩で出来た海岸だそうです。

 

天気が悪くなってきたせいもあって、これはこれで壮観な風景よね。
天気がいいと対岸にいろんな島々がもっとくっきり見えるらしいです。

 

そして、この展望台から鬼岳(おんだけ)。
なんかこう、美味しそうな食べ物みたいなフォルムじゃないですか?形と言い、色といい。でもれっきとした活火山なんですって。
そして、この面白いツートーンは野焼きを行うからだそう。

2年に一度だったかな?野焼きをするので、上の部分は大きな樹木が無く芝だけなんですね。

 

これにてバスツアー終了。また福江港まで戻って解散です。

小雨が時折ぱらつきますが、この後もまだ福江を堪能するよ!