旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

2023春の18きっぷ旅 都内から日帰りいわき旅<前編>

 

18きっぷの3枚目を使って、いわきへ日帰り旅。

都内某所から18きっぷを使い、なんやかんや乗り換えて常磐線の泉駅に9:35に到着。泉はいわきの2つ手前の駅です。



ここから貴重なバス(新常磐交通バスいわき駅前行き(江名・豊間経由))に乗ること40分。

灯台入口で下車。

 

新しい家が何軒も建っててまるで再開発された土地のようでした。
海沿いに中学校があったんですね。跡形も無くなっていて、石碑だけ残っていたよ。
海沿いの学校何て、青春ドラマじゃん!と昔の私なら思っただろうね。

 

そこから歩いて5分もかからないところにいわき震災伝承みらい館。
3月だからなのか、いつもなのか分かりませんが入れ代わり立ち代わりで来館者がいました。入館時にどこから来たかを書かねばいけなかったのですが、県内外から来てるようです。

色々思う事はあったのだけれど、一番思ったのはこういった遺構が忘れられずに絶えず見学者がいて欲しいなと。
こういうのって維持管理、絶えず興味関心を引くってすごく難しくて大切じゃないですか。発信側と受け手側双方の課題ですよね。

 

引取手の無い災害にあった品々も展示されていて、本当に胸が詰まる思いでした。

「お心当たりのある方はお申し出ください」みたいな事が書かれてあったよ…

 

ただ、東北在住でもない私が見ても辛いので、東北在住者や地元民が来れるか分からないし、何度も来るかというとそれも微妙かもしれない。
またいつか東北じゃなくても震災があるわけで、その時にこの遺構が役立つといいよなと思う。

 

しんみりした気持ちになっても腹は減る。

 

ので、お目当ての魚介ランチへ。伝承館から歩いて10分弱の山六観光です。

色々迷ったけど、えび・いくら丼。天使の海老を使ってるそうなのですが、盛り方が独特(笑)

 

サービスでついてきたメヒカリの天ぷらがまた美味しいの。

自家製のイカの一夜干しが売られてて(食事した人は安くなるらしい)、すごく欲しかったのだけど。冷凍になってるって。
大きい保冷剤持ち歩いてたんだけど、まだ帰宅まで時間かかるしそれはさすがに難しいなと思って断念、残念。

長くなってきたので、ここで前編おしまいです。