14時に会津に到着。駅前のホテルだったのだけど、もしかしたら時間前(規定は15時)にチェックインできるかな~と淡い希望を持っていたものの。まあ打ち砕かれ(笑)
荷物だけ預けて街へ出ようとしたんだけど。このホテル、フロントに椅子もテーブルもない!
軽い荷物整理したいだけなんだけど、これは不便だった。
スタッフの方はフロントデスクでどうぞって言ってくれたけど、リュックの中丸見えでスタッフが見守る中の荷物整理…やりづらいわっ!やったけど。
さて。気を取り直して、街中へ行くよ。市内循環バスもあるけど、行きたい所はここから歩いて15分くらい。余裕じゃんと思ったのが運の尽き。
道路には徒歩はおろか車もほとんど通りません。
暑い…今回、途中で雨が降る予報だったの。で、本気の雨の時って女性用の晴雨兼用の小ぶりの傘じゃ全然役に立たないんだよね。なので、どうしようか迷った末に普通の雨用の傘を持ってきたので日傘が無かったのです。
今や、日焼け云々よりもただひたすら「日陰」が欲しくて皆さん日傘をさしてるんじゃないかと思うのだけど(笑)
その日傘がない代わりに、日よけの帽子を持ってきましたよ。雑誌の付録だけど。これが結構活躍してくれました。頭皮も守ってくれるしね。
汗かきの私に友達が「汗田邦子」という二つ名をくれたのですが、文字通り汗だくになって山田木綿織元さんへ到着。
古民家を改造したような建物の中にショップがありました。(後で聞いたら糸の倉庫だったそう)
会津木綿を反物としても買えるし、それを使った小物や洋服なんかもいろいろあった。他にお客さんがいないこともあってじっくり見せていただく。
小物なんかは正直、自分でも作れそうかなと。私というより、手芸部の皆は作れそう。なので、反物自体を買ったほうがいいかなと。木綿ということもあってか1反買っても1万円くらいで思ったよりお手頃価格!
洋服は思ったよりずっと素敵なものがあって、せっかくならこっちを買って行こうと。
1つ1つ手作りで、形(デザイン)もバラバラなので色々見比べ。ワンピースやボトム、トップスなど色々あるし、メンズもあった。
木綿なので家で洗濯できるし、洗えば洗うほど柔らかく風合いが出てきて手放せなくなるそう。
1枚気に入って、試着してみると見た目以上に素敵!購入しようとしたんだけど、なんとまあ!クレカが使えず、現金のみだそう…ま・じ・か~
多少の現金は持ってきてるけど、旅が始まったばかりでここでつぎ込んだら後が困る。
しかし、私も国内の地方旅に慣れてきましたからね。カードが使えなくて困った事何度もあるので、今回は銀行のカードも持ってきておいたのだヽ(^o^)丿グッジョブ、私!
ってことで、お金おろして無事パンツゲット!
ちなみに、このパンツを見た手仕事の師匠こと母は「この形、めちゃくちゃ工夫が凝らされてる!こんなところにタックが入るなんてすごい!(股下に入ってる)だから下っ腹の出たあんたでもスッキリ着れるんだ!」と感動。父と一緒に型紙起こして試作しています。すごいな(笑)うまくいってほしい。
さて。出直してきて再度汗だくになった私を可哀そうに思ったか?「お金が無くて…」というのが断る口実だと思ったのに、本当にお金下ろして戻ってきた妙齢女をおもしろいと思ってくれたのか。
ショップ裏手にある工場も見学させてくれた!
って、平日の稼働中は見学できるらしいですけどね。この日はお休みだったけど、見学させてくれたよ~。
昭和初期の建物の中に、豊田紡織機が現役で頑張ってるの!
この前の福岡旅で博多織の実演を見ていたのがよい予習になりました!
同じ縦糸を使ったとしても、横糸を白から黒に変えるだけで全く違う印象の生地になるとか、今は格子模様なんてものもできるとか。
たまたま出勤していた方が作業していらしたけど、後で聞いたら社長だった(笑)クレカ使えるようにしてくれよって言えばよかったよ(笑)
山田木綿織元