上野池之端にある古書ほうろうさんで、パレスチナの人びとの写真展と同時開催で、クルドのおかあさんのオヤ作品展示販売をしているというので、見に行った。
パレスチナとクルドの問題は別なので、同時開催と言っても何か繋がりがあるわけではないようだ。
パレスチナの問題については、どちらの話を聞いても味方(と言っていいのか)をしていいのかわからないなというのが正直なところなので割愛。
どちらにも正義があるのだろうけど、譲り合えないのかなと思う。宗教って…おっと割愛するんだった。
クルドの「おかあさん」は日本で何年もずっと難民申請を行っていながらも、認められず、就労することもできない。ムスメのためにオヤという刺繍で学費を工面しているそうだ。
こうして写真で見るよりも、実際につけてみた方がもっと素敵です。
これで2200円(税抜)だった。手仕事する者としては信じられない値段だ。
これをもっと有効的な商売にできないんだろうかと思ったけど、就労ビザも当然無い中で、どこまで許されるのかな。
ただ、もう少し色味を日本人好みに寄せたり、WS開催とか出来たら…と思ったのだが。少なくともWSは日本語があまり得意ではないので、できないそうだ。
うーん…
なんで、難民として日本選んだのかなと思った。日本の難民認定の確率は1%未満。
日本が難民認定ほぼしないって世界で知られてないのかな。
と思って少し調べた。
彼らの脱出前の国の状況にもよるが、事前に他国の状況を把握できる状態には無い、というのは当然だが。そもそも出国するにあたり、正規ではない方法で出国している。その時点で行き先を選ぶ余裕はなく、闇ブローカーによって得たビザ(orパスポート)、航空券が日本だったに過ぎないと。
これが全ての真実ではないにしろ、こういった理由で日本で難民申請することになった人多そうだなと思った。