旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

コンプレックス

先日旅好きの方々と集まる機会があって、利用するホテルの話になった。
「そんないいホテルに泊まってるわけじゃないので、庶民だから」と仰っていて、まあ普通のビジホを使って旅行されてるんですよ。
いやいや、そんなの全然OKだし、「庶民だし」とかわざわざ言わなくたっていいのではないかと。というか、もっと安くて場末なホテルありまっせ。
と思っていたら、豪華なホテルに泊まった旅行記ばかりアップされてる方が界隈にいるらしい。
その方の旅行記、私だけ全く知らなかったので後から読んだのだけど最後まで読み切れなかった。

なんでそんな他人の旅行記気にするんだろう。人によって旅に求めるものは違うんだから、その人と比べて庶民派(=安い)ホテルを利用することがコンプレックスなのかなと思ったけど…


言われてみれば、私も違う事で人の旅と比べてしまうことがある。

 

美味しいものをたくさん食べてる人とか、公共交通機関が無くて私が諦めたところに車でスイスイと行ってる人とか。
まあ、つまりは羨ましいとか妬みですね。
ホテルなんて、寝に帰るだけなので大したものは求めてない。そこにお金かけるくらいなら、その金で旅の回数増やしたいとすら思っているので、豪華なホテルに泊まってる人に対して何も感じないのだけど。
一人旅だとたくさんいろんなものを食べられないので、それが同じ一人旅でも出来る人の前に出たら、なんかまあコンプレックスみたいなものは感じる。量だけじゃなく予算的な意味でも。
私、大した所行ってなくて参考にならにと思うわ…とか言い訳しちゃうみたいな。

でも、多分相手は何もそんなの気にしてないでしょうね。相手だけじゃなく、誰も気にしてないでしょう。
コンプレックスってそんなものだよな。
分かってはいるけど「私の行った店は有名店だし、つまんない店っすよ」とへりくだったフリした言い訳しちゃうんだよな~。
言い訳って、傍から見たらすごくつまらないから止めたいよね。でも無意識で出てるから、その場で気づくのはなかなか難しくもある。
私が何か言ってたら誰か突っ込んでほしいわ。

2022年神々の手芸部納め

 

今更だけど2022年の手芸部最後の会合についての記録。

 

10月に一度盛岡遠征で集まってますが、いつものお店に集合するのも約7か月ぶり。
手芸部立ち上げ当初は、某喫茶店の会議室予約も取りやすかったけど、最近はやや取りづらい模様。やっぱり「平常」に戻りつつあるんでしょうね。
(予約取りやすいとか言ってますけど、私らは一切何もしてなくていつも部長が取ってるんですけどね)

 

10月の盛岡会合では恒例の旅土産を持ち寄れなかった(お互い荷物になるから)ので、部長やオノヨーコ(仮名)にまたまた色々もらいましたよ。
私もちょこまかお出かけしたものの詰め合わせを持ってったけど、賞味期限問題があるから少しだけねー。
いつも色々いただいてしまうのだけど、気遣いなく、少しだけ持って行くみたいな気持ちでいるのが私には合うのかなと最近思います。

 

そして会合当日がクリスマスイブだったので、プレゼント交換ですよー。今年は世間の波に乗って予算もアップし2000円で持ち寄りました。

最初はあみだくじで決めようとしたのだけど、うまくいかず…番号札をぐるぐる回す方式になりました。(この辺グダグダだったけど、それもそれでまた楽し)
今年はオノヨーコのが私にきて、私のはオノヨーコのところに行ったよ。

ざざん!

私のところには文具博で買ったという懐かし柄の文房具~
私からは各種の手芸キット(笑)

 

さて、この日はここでランチ。喫茶店に仕出し弁当がやってくるんですってよ。
さくさく食べたら、日比谷へGO!

 

藍染の体験をやりますよー。
Tシャツやパーカーなんかも藍染出来るらしいのだけど、この日は全員手ぬぐいをチョイス。

 

ビー玉、おはじき、輪ゴム、ピンチ、板などを使い、縛ったり畳んだりしわくちゃにしたりして染めるところと染めない所を描きます。
これがまあ楽しくて難しい!おら、ワクワクすんぞ。

 

四者四様でそれぞれ決めましたら、ここから染めます。これまた染める場所(全体なのか一部なのか)、回数、時間などでまた全然変わります。
ただ、この染については自分の「こうしたい」を伝えたら、先生(スタッフ)の言うとおりに従うのみ。温度や湿度、藍の状況などを鑑みて、先生がびしっと指導してくれます。「はいっ」と従うのみです(笑)


で、出来上がりがこちら。

皆違って皆いい。みたいな感じでしょ。


ちなみに私のは左から2番目で、波打ち際からの星と月をイメージしてるんですけど…まあ、自己満足ですわ!


緊張したのと、初めてのことで(珍しく)頭使ったからか?終わったらぐったり。でも、ものすごーーく楽しかった。


ということで2022年の手芸部もこれにて終了。

 

2022年冬・旅行支援で仙台弾丸旅 <後編>

2日目。最近の私の国内旅では珍しく1泊2日の旅なので、朝食を食べたらチェックアウトです。
朝食は昨日さいちで買った筋子巻き。やっぱり美味しいな。(1本は前日のうちに食べてしまったので、朝は1本のみよ…(´・ω・`)

 

荷物をホテルに預けたら、仙台駅からバスに乗って青葉城址へ。
大学4年の頃にゼミの皆と来たきりだし、ほとんど記憶にないので新鮮な気持ちで見ることが出来ました。

 

2011年の震災の跡もあれば、直近の地震の爪痕もあった。
こんな銅像がへし折れて落ちてきたなんて、人的被害が無かっただけでも本当に良かったね。

 

以前、盛岡に行った時に地元のタクシー運転手さんが「仙台藩は裕福だけど、お隣の南部藩森岡はこちら)は食うや食わずの貧乏藩」と言っていました。

 

それがよく分かるような、仙台藩の資料があったり、屋敷跡があって、これが今も東北一の都市たる所以なんだなあと。所以というか礎というか。

 

せんだいメディアテークへ。ここの1Fに入ってるKANEIRI Museum Shop 6というショップが、ミュージアムショップ的な感じで好きなんです。仙台、宮城以外にも東北の工芸品なんかも置いてあります。(撮影不可)

今回は特に買うものはかなったけど、この前はここで手ぬぐい買いましたよ~。


この後は仙台駅まで戻って、インスタで知り合った柴母(仮名)とはじめましてでランチへ。

 

仙台駅中?駅ビル?のお寿司屋さんへ。柴母さんが予約しておいてくださったので、すんなり入れましたがどの店もめちゃくちゃ混んでる。旅行支援すごいなーと思っていたら、実は某ジャニのコンサートでお嬢さん方がめちゃくちゃ多かったと後で知りました。

 

その後、筋子大好きマンの私のために市場・仙台朝市へ。仙台駅から歩いてすぐのところに市場があるということを柴母さんのインスタで知り、一度行きたいと思っていたんですよねー。



こぢんまりした市場ですが、基本的には地元客向なのかな。ただ、ここもまた例のジャニーズの誰かがテレビかなんかで来たところらしく、そのロケ地巡りをするお嬢さんたちが大勢いました。

朝市って言ってるけど、朝の市場ではなく8-18時頃の営業時間という普通の商店街っぽい感じ(HPも仙台朝市商店街って書いてあるしね)

sendaiasaichi.com

 

私が見た感じ、魚、野菜、果物、水産加工品が多そうだけど、奥の方にはオシャレなパン屋やカフェもありましたよ!

 

私は筋子と芹を購入。あとはパンも少し買いました。

 

その後は柴母さんとお茶をしながら旅話で盛り上がる。
コロナ時代に入ってから知り合ったので、それ以前の旅の趣味はお互い知らなかったんですよね。そして旅話以外にも味覚が似てるので、その辺の話もとても楽しかった。
柴母さんは私と違ってお酒もお好きなんですけど、コロナ時代になって国内旅行をするようになってから各地の日本酒の美味しさに目覚めて酒蔵を巡る楽しみが出来たというのは、私とはまた違う旅の楽しみを見出していらして、興味深かった。

そんなこんなで話も盛り上がって、またお会いしましょうねと誓って解散。
ホテルで荷物をピックアップして新幹線で帰りますよ。

 

車内では先ほどの市場で買ったパンを夕飯としていただきました。おいしかったよ~。リベイクせずにこれだけ美味しいので、リベイクしたらもっと美味しかったに違いない。もっと買ってよかったな。

 



そうそう、旅行支援でいただいたクーポンはしまぬきで牡蠣のピアス(とお土産)買って使い切りました~。うふっ。


以上、仙台弾丸旅おしまい~

 

 

2022年冬・旅行支援で仙台弾丸旅 <中編>

 

昼食はそこそこボリュームあったので、ちょっとお腹苦しいけど。お風呂入るわよ~。

 

こちらのホテルはかなりの大箱のようで、館内に水が流れてたりして。社員旅行で泊まりそう(イメージです)
旅行支援をやっていたこともあって、3世代の家族旅行で利用してる姿もかなり見かけました。
普段の私なら色んな意味で縁がないところだなー。

お風呂は日替わりで男女が入れ替わるようです。(当然ですが写真はありません)
内風呂と露天、サウナ施設がありましたよ。脱衣所のスペースも大きく、無料で使えるマッサージ機もありました。シャンプー・リンス・ボディソープがあり、風呂上りにはオールインワンタイプの化粧品がありました。

但し、タオルは有料です。
私は他人が見たら「雑巾持ってきたの?」と言われそうなタオルを持参し、使い捨てにしました。
自宅の白髪染めで使うとどうしてもタオルが汚れちゃうんだよね。(そんなのさっさと雑巾にしろよと思われそうね)

ということで、なんやかんやで1時間半くらい滞在。
ここだけじゃないんですけど、秋保温泉で日帰りやってるところは源泉かけ流しのところがあまり無いみたい(私調べ)。公衆浴場が1軒あるので、そこに行けばよかったのかもしれないけど、送迎無料じゃなくなるしね。(路線バスで仙台駅から往復できます)

とはいえ、久しぶりの大浴場と露天は気持ちよかったです。

 

お風呂から上がって、バスの時間までまだ30分くらいあるので、もう1軒見て来ましょう。
先ほどさいち(スーパー)や磊々峡があった方向とは逆方向に、道の駅的な施設があります。(似てるけど道の駅ではないみたい)

ホテルから歩いて10分くらいで到着したのは、秋保ヴィレッジ アグリエの森という観光農業施設。

akiu-village.jp

 

近隣の農作物があって、それ以外にも全国のお勧め食品なんかも少し置いてある。
気になるけど、今日帰るならまだしも、泊りだからね~買えないよね~

とぐるっと一周し、ホテルへ戻って、バス乗って仙台駅へ。帰りのバスは爆睡でした。

駅到着後、ホテルにチェックイン。今回はANA ホリデイ・イン 仙台です。

駅の繁華街側からちょっと離れる分、静かで部屋も広いです。(東口から徒歩6分てHPには書いてあるけど、新幹線改札出てからもう少しかかりますね)

 

ホテルで休憩…そして、さいちで買った筋子巻きをつまむ…えへへ。
筋子の巻物、2種類あって酢飯とそうじゃないのがあったんですけど、翌日の朝食にするつもりだったので酢飯にしたんですけど合うね~。そして朝食じゃなく食べてるっていうね~(笑)でも1個で止めたよ!

 

繁華街に出て、デパ地下チェック。仙台ないしは東北の店舗のシュトーレン無いかなーと思ったけど、どれも大きな塊のもの(それがフツーなんだけど)。ビギナーにはまだハードル高いので諦めますわ。

 

さらに、こけしと東北の工芸品を扱うお店・しまぬきへ。
手芸部にはこけし好きもいるんですけど、私にはまだちょっと…時期尚早(?)なので、見るだけ。

 

でも、ここで絶対欲しいものがあったの!宮城の「おいしい」をガラスで再現したピアスです。インスタで見かけて欲しかったのよね~。写真のほかにも長茄子、葱、はらこ(いくら)、牡蠣などなど…ワクワクする品揃え!イヤリングやネックレスもありましたよ。

 

その後は、ダッシュ光のページェントの点灯を観に行き。(ちょうどこの日が開始日だったのだ)
某新聞社の人にインタビューの声をかけられたけど、実名公表を求められたのでお断りしたら、手のひら返しされ。

 

予約してあった蔵の庄総本店へ。一人せり鍋OKのお店です!
これが目的で仙台に来たのよ~~~。と堪能。おいしい~。芹はすぐ火が通ってしまうので、食べる分だけ入れて数秒で引き上げるのだそう。しゃぶしゃぶみたいだね。

締めはお蕎麦が定番らしいので、お作法通りに。

 

下戸なので、初めて一人居酒屋デビューです。ビールはノンアルです。
コロナを経て、ノンアルドリンクを扱うところも増えたので、前よりはハードル下がったのかなと思います。知らんけど。


あーん、仙台日記3回で終わらせようと思ったけど無理かな…あと1回で終わるかしら。

 

 

2022年冬・旅行支援で仙台弾丸旅 <前編>

 

テレビや雑誌などを見て、ずっと気になってた存在がある。
仙台のせり鍋だ。せりの時期限定の鍋で、根っこまで食すのだという。

それをこの旅実現してきた!
ビバ旅行支援!旅行支援をフルで利用しようと、私にしては珍しく新幹線+ホテルのフリーパックプランを利用。
しかし、うっかりミスで喫煙部屋を予約していたことに気づいたのはキャンセル料発生する前日。慌てて取り直そうとするも、禁煙部屋がまあ少ない!
(後で知ったのだが、某ジャニコンサートがあったらしい)

ちょっと高くなったけど、まあなんとか妥協できるホテルを予約。

 

12月のとある金曜日に休みをとって出発。久しぶりの1泊2日の弾丸旅です。予算の都合で(笑)

車内は満席。まあ、仙台行きってビジネス利用の人も多いですもんね(実際男女問わずスーツ姿の人が多かった)

 

朝食には家から持参したガトーフェスタハラダシュトーレン。これ、私のシュトーレンデビュー。万が一(?)のために保険でおせんべいも用意しといた。

あっという間に仙台到着。

 

とりあえずホテルに荷物預けたら、駅からバスで秋保温泉へ。秋保のいくつかのホテルでは無料送迎バス出して、日帰り温泉客を受け入れてくれてるんですよねー。ありがたい。
ホテルによって時間が違って、滞在2-3時間のところが多いのですが、それだとちょっと短いよなーと一番滞在時間が長いという理由からホテル瑞鳳さんをチョイス。
仙台駅と秋保温泉(ホテル瑞鳳)は約40分なんですが、行きが仙台駅9:30発で帰りはホテル15:00発です。

www.zuiho.jp

 

私は10時過ぎに秋保に到着、秋保をブラブラと歩いて散策、ホテルでランチ後にお風呂というつもりです。

宮城一(?)有名なスーパーを覗いて鼻息を荒くしたり


磊々峡の渓谷美に見とれたり

 

こけしの里なのかと感心したり(私自身は興味ないけど、手芸部には好きな人が多い)



車があればもう少し周れるんだけど(そんな人はそもそも送迎バス使いませんね)。私が周った辺りは高低差がそれほどないので、あるのか分かりませんが自転車でも周れそうでした。
バスも一応走ってますが、めちゃくちゃ本数少ないので当てにしてはいけない。

オシャレなお店もポツン、ポツンとありましたよー。

(写真は革製品の工房)

 

さて、ランチは今回の日帰り客プランに含まれてるのでホテルへ戻りましょう。
ランチ提供時間が12-13時と決まってるのでね。

入浴+昼食付(送迎は無料)で3000円か5000円のコースがあって、私は3000円コースを予約。

料理は大広間での提供ですが、衝立(透明パネルじゃなく、ちゃんとした衝立)があったし他にもお一人様客がいたのでアウェイ感はありません。


おいしく昼食をいただいたら、お風呂へ向かいますよー。