旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

初上陸の佐賀(6)唐津駅近辺をかけあし観光

 

市街地に戻ってきて、最初に向かったのは旧唐津銀行。ここは東京駅や日銀本店などで有名な辰野金吾監修の建物です。昨日行った武雄温泉楼門も彼の作品ね。

 

 

辰野金吾氏は唐津出身ですが、彼自身が建てたものはもう唐津には無いそうで、この唐津銀行建築の際にも多忙により建築ではなく監修になったそう。

 

ひな祭りが近いということもあって、建物全体を使ってイベントをしていましたよ。
本当は静かにじっくり見たかったのだけど、入館料も無料なことだし、こうやってイベントで人を呼び込んで活性化するのは大事だよなと思いながら見ていた。


唐津といえば、唐津くんちが有名なんだけど開催は11月。でも曳山だけでも曳山展示場で見られるというので行ったのだけど…入口からして薄暗くて扉が埃っぽくて入る勇気が出なかった…写真すら撮らなかっただよ。
(どうやら本来の建物が建て替え中で、今の所は仮営業らしい)

 

しょんぼりとしながら展示場の隣の建物にあった地場産を扱う土産ショップへ。

 

棚橋さんて聞いたことある格闘家だ。

 

 

では天気もいまいちなので佐賀市へ移動しましょうかね。

 

唐津線で向かいますよ。

 

車中で佐賀名物のお菓子(会社の佐賀出身の人に教えてもらった)をいただいて、1時間ちょっとの旅。丸ぼうろという焼き菓子が佐賀ではメジャーらしいのだけど、それに杏ジャムを挟んだもの。こちらは丸ぼうろ発祥の店だそうです。おいしいよ。

 

佐賀駅到着です。

 

SNSのおかげで出会う人々

SNSが登場したおかげで、出会いの場が広がった。


社交的ではないのと毒舌?が恐いと思われてしまうので、このままでは友達の数は減る一方だと思っているので、SNSで出会って気になった方とオフ会(死語?)があればお会いしたいなと自分を奮い立たせている。

 

特に私は趣味が一緒の方々と知り合うことが多い。旅、食、手仕事…
おかげさまでSNSやインターネットが無ければ知り合うこともなかっただろう人も多い。
良い意味でも悪い意味でも、今までの人生で出会ったことがないような人がたくさんいる。本当に狭い世界で生きてきたんだなと思う。

 

で、「悪い意味」の方で言うと学校が一緒はまあともかく、職場が一緒の人たちでもわりとこう…常識的な人に囲まれて職場で働いてきたんだなと。
もちろん、おかしな人もいたけれど、おかしいことを隠しもしないのでこちらもそれなりの心構えができた。

 

でも、「普通」という仮面をかぶって近づいてきて、「普通」の仮面のままおかしな事をするので心構えが全くできないような人も世の中にはいるのだ。

 

私が出会ったその人は「良かれと思って」他の人に(頼まれてもいないのに)手を差し伸べるけれど、それが自分にとっての「正義」を満たすものでしかなくて場をめちゃくちゃにするだけでしかない、という人だった。
私が同じことをやったら、母に「自分の頭の蠅も追えないくせに、人の蠅まで追うんじゃない」と注意されるだろう。いや、実際に10代で注意された。

 

本人は「その人のためだから」「私は正義感が強いから黙ってられない」と思っているので、多分ずっと治らない。『オメーの正義は相手にとって正義じゃないよ』って本人に言ったけど治らないだろう。
次にどんな「正義」を振りかざすのか、振りかざされるのかと思うと嫌になってしまうので、離れるしかないよなあ。いやまあ、私に害がなければ見てる分には面白いかもしれないけれど。


そんな風にしか生きられないその人がかわいそうだけど、本当はかわいそうと思われたいのかな。

おかしすぎて、私には分からないよ…

 

SNSを通じてだけじゃなく、今までの人生で出会った中でも一番理解しがたかったので、世の中まだまだ知らないこと事がたくさんあるのだなと思う。

 

 

 

初上陸の佐賀(5)時化続きの呼子へ

2日目。天気いまいち。霧雨みたいな小雨みたいな感じで降ってますね。
今日はここからバスで海側の呼子へ行きます。

ホテルをチェックアウトして、荷物だけ預かってもらい路線バスで呼子へ。呼子は朝市が有名なんだけど…雨だからか閑散としてる。

 

お客さんも売り子も少ない(´・ω・`)

 

後で会社の佐賀出身の人に聞いたところ、普通だったら大行列らしい。買い食いの店だけが少しだけにぎわっておりました。

 

そんな中でイカの一夜干しを買って(おいしかった)
もずくを買って(おいしくなかった)
味の良し悪しはともかく、店員さんは感じがよかった。(写真は関係ないお店です)

 

しかし、そもそもの気温に加えて風がめちゃくちゃ強くて寒い!
本当はもう唐津市街地に戻りたかったのだけど、ランチ(兼モーニング)の予約していたのでもう少しここに滞在せねばならぬ。

 

とにかくどこか風がしのげるところ!!とその場で探してピットインしたのがゲストハウスが営むカフェ・百と十_vesper。
無事温かいコーヒーを飲むことができました。
他にお客さんがいなくなった時にお話を伺うと、こちらは3部屋だけの小さなお宿らしい。なので週末とかは予約で埋まっちゃうことも多いのだそう。

 

昨日の寿司屋で聞いた離島の話やこの週は時化が続いて漁に出る船が少なく、イカ(と魚介)も少なくて朝市の売り子も少ないとか色々聞けてよかった。

昨日もそうだけど、佐賀で出会う人が感じがよくてちょっと訛りがあって、この時点で「絶対また佐賀に来よう。呼子はリベンジしよう」と固く決意。

hyaku-to-juu.com

 

体も温まったことだし、ここから歩いて20分ほどのランチの店を目指します。

が、うみっぺりの道で風を防ぐものが一切ないので、倍の時間がかかりました。本当もう諦めようかと思ったよ…

 

イカはとてもおいしかったです。イカの活き造りは一年中いただけますが、その時によって種類が変わるそう。この日はコウイカでした。
しかし、イカの活き造りって透明だと思っていたんだけど…それだけがちょっとひっかかる(笑)ので、お店の名前は控えます。でもネットで予約できるので便利よ。知りたい方はコメントくださいませ。

 

強風の中、お店から呼子のバス停まで戻って唐津市街地まで戻りますよ~。

 

 

ドラゴンクエストは永遠に

鳥山明さんが亡くなった。
アラレちゃんもドラゴンボールも見てたけど、それよりなによりドラクエことドラゴンクエストが好きなのでとてもショックを受けた。

 

他のゲームはやらない(できない)けれど、ドラクエだけは子供の頃かやってるんですよね。
親を含めた家族みんなやっていたので、それぞれショックを受けていた。
漫画やゲームを知らない私でも、彼の才能・特異なことはよく分かる。あの緻密な書きこまれた絵、倒さなければいけないはずのモンスターの愛らしさは彼でしか出せないものだと思う。

今更だけど、去年発売されたドラクエ11をここのところプレーしていて手芸も切手収集も滞っているのだけれど。
ドラクエはまたいつか新しいものが発売されるだろう。
ドラクエの礎を築いたすぎやま氏が亡くなり、鳥山先生が亡くなってもずっとずっと音楽もキャラクターも残り続ける。

なんだかうまくまとまらない。とにかくショックだったんだよ。

天国で穏やかに過ごしていますように。

 

初上陸の佐賀(4)唐津のおいしいお寿司屋さんへ♪

夕飯は予約しておいた鮨 笑咲喜(えさき)。ここは宿泊するKARAE HOTELのHPで見かけてピンときて決めたところ。
予約の時点からすごく感じがよくて、でも訛りがすごくて(笑)とても楽しみにしておりました。

コース2種のみで確か3500と5000円くらいのおまかせのみ。既にうろ覚え。


せっかくなので5000円の方にしましたが、これまあ出てくる出てくる。この値段でこんなに出して大丈夫?って思っちゃうくらいの量だし、魚以外も地元食材にこだわっていて、本当に行ってよかったなと。

 

最初のこの牡蠣からノックアウト。
小ぶりで台湾の牡蠣みたいだなと思いながら食べると、第三の目が開く!ないけど。
うーまーいぞー!!!

岩場にへばりついてる天然の牡蠣で岩花っていうと昨夜聞いた気がするんだけど…今ググっても分からないので自信無いです。
これを一味で食べるのがまた合うのよ

 

刺身の盛り合わせはヒラメ、ヒラマサ、太刀魚、鯵。

焼物は太刀魚だったんだけど、ちょっとほろ苦い内臓もついててたまらない。

 

お寿司は九州というより江戸前寿司みたいで、醤油も全体の味付けもキリリとしてます。

これ以外にもいろいろ出てきて、最後の汁物はのみきれなかった。無念。Gパンがきつかったせいかな…太ったからかな…全部か。

 

一人だったこともあって、すごく気遣ってくれたし唐津情報も教えてもらえて、本当良い時間でした。
唐津の城としては唐津城が有名だけれど、自分たちの一押しは名護屋城(跡)の方だということも聞きました。
調べてみるとなんとか公共交通機関でも行けそうだけど、眺望がいいところなので天気がいい日の方がいいらしい。うーん…これはまた来るしかないか。

 

さらに唐津には離島が7つもあるんだって。知らなかった。(ガイドブックも見せてくれた)
いやもう、このお店のおかげで一気に佐賀への愛が育ってしまった。
おいしい、親切、みどころたくさん!絶対また行くぞ!