旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

2023年夏旅・日本最北の稚内へ(7) 列車に乗って豊富へ、まずはサロベツ原野

 

夏旅4日目。今日は列車旅で日本最北端の駅・稚内から豊富へ。

 

車窓も素晴らしく、近くに鉄オタらしき方が座っており、その方がいそいそと動く(窓開けたり、反対側の席移動したり)おかげで「もうすぐシャッターチャンスなんだな」と気づけました笑

 

豊富と書いて、「とよとみ」と読むんだって。
駅自体は無人駅だけど、すぐ脇に観光案内所があって自転車が借りられます。普通のと電動がありましたが、平坦なので普通ので十分ですよと言われ、いわゆる普通のママチャリを借りました。

 

まずはサロベツ湿原を目指します。そんなに難しい道でもないので迷う事はありませんが、途中で写真撮ったりするので所要時間は20-30分くらいで到着。

元々はここは泥炭を採掘していたそうで、観光施設として開業したのはこの数年らしく建物なんかはとても綺麗。

 

 

湿原の中の木道も整備されていて、なんと無料。泥炭発掘時代からの展示やこの湿原がどうして貴重なのかという展示もありました。
釧路湿原とはまた違って、『高層湿原』なんだそう。

 

高層湿原とは…説明読んでもよく分からなかった。てへぺろ

でも、それが何かわからなくても湿原をのんびり散歩するのはとても楽しいよ!

 

この湿原から利尻山が見えた~!

 

人も少なく空気もカラッとしていて、静かな木道を歩いているとなんかとても不思議な気持ちになる。ほんの数日前まで、いわゆる大都会の片隅でワタワタと働いていたのよね。これが同じ日本なんだよ。言葉が通じる同じ国でこんなにも違う世界があるんだよ。

 

ただまあ天気よすぎて暑かった笑
日陰は気持ちいいんだけど、湿原なので大きな木は育たないのよね。必然的に木陰は少ないのであるよ。

 

お昼は併設のレストハウスでラーメンをいただきました。
この景色が何よりのご馳走ってありきたりの言葉しか浮かばないわ。

 

さて、また自転車で駅まで戻るのだけど。これがまあ大変だった。
この日も強風でね。駅に戻る道はほぼ向かい風。往路の倍の時間、45分くらいかかってようやく帰着。たどり着けないかと思った。
あと電動借りればよかったとめちゃくちゃ後悔した笑

この後は(本数的に)貴重なバスに乗って、自転車の疲れを癒しに行くよ~