旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

2022GW・道東旅(2) 釧路1日目の釧路ぷらっと観光と夕飯はテイクアウト

 

港文館の後は、本当はレンタサイクルにしようかなと思っていたのだけど。
次の目的地まで歩いても20分くらいなので、まあいっかと歩き出す。

 

すれ違う人がほとんど誰もいないところをてくてく歩く。
歩く人がほとんどいないわりに、歩道に雑草が生えてないね。(都心しか知らないと、何を言ってるんだって思うかもしれないけど、地方の歩道は草ボーボーだったりする)

ぼーっと孤独に歩いてるうちに、小高い丘にある米町公園へ到着。
柵があって分かりづらいけど、海が一望できます。

 

さらにそこから歩いて数分で厳島神社へ到着。
やっぱり海上安全、大漁祈願だそう。

今は少し高台で繁華街から離れてるように感じるけど、昔(戦前辺りかな)はこの辺が街の中心地だったらしい。

でもね、ここ元はアイヌの『カムイシュマ(神岩)』と呼んで立て祀っていたところに和人(ざっくり日本人)が神殿建立したんだって。アイヌの人は納得していたのかなぁ…なんて思ってしまった

 

それはさておき、手水舎が鶴なのがかわいいね。


ここからはバスに乗ってホテルへ戻ろうかなと思ったのだけど。20分以上バスが来ないので、すぐ近くにあった米町ふるさと館へ。


大きな商家だったところを観光施設として開放してるらしい。ちょっとトイレ借りようかなと思って入ったのだけど…こちらにいたお姉さん(私のは母くらいの年代の方)と色々話してたら、バスの時間逃してしまった(^-^;

 

この建物が明治~大正頃の大きな商家だったこと、当時は台湾辺りとも交易があったこと、欄間もすばらしい造りであること、ちょうどこの日から今期の営業を開始したこと、かつて釧路の中心地(街)がこの辺りだったこと、ここにもまた炭鉱があり運搬用のトロッコ列車が走っていた事、それには一部客車もあって自分が幼い頃に乗ったことがある…など色々お話しを聞かせていただきました。

数年前、そのトロッコ列車廃線となり、今は跡地だけが近くにあるというので、バスもまだ来ないし(1時間に1本とかなので)歩いて10分弱のところに見に行っていることにした。

踏切だけが残っていて、線路はもう撤去されていたけれど。こういうの見ると「兵どもが夢のあと」的に感情を揺さぶられる感じがするのよねぇ。

そして、幼い頃に乗ったことがあるとかっていう地元の人ならではの話が聞けるのも嬉しい。


今はコロナ追跡のためか、どこの県から来たかを記入させられることが多かったのだけど。私の出発地を言うと、「わざわざありがとうございます」って言われる。本当はこちらこそ受け入れてくれてありがとうだよ。

 


釧路駅まで戻ってきて、近くのセコマでコーヒー買ってお部屋にチェックイン。
今朝も早かったから、ようやく休憩だわぁ。と少しウトウト。こうやって好きに昼寝するのって「旅」って感じ~。

 

さて、夕飯どうしようかなと色々考えた結果、やっぱりだらだらしたいのでテイクアウトで部屋で食べようかなーと。
そしてまたちょうどいいバスが無くて往復40分くらい歩いたわ。

初日は回転寿司でテイクアウト~。

 

やっぱりおいし~~~~。普段あまりイカを食べないのだけど、なんとなくおススメっぽいなと思って頼んだゲソ。茹でたゲソにツメ(甘いタレ)が塗ってあるのかなと思ったら生だった!これが想像以上にヒット。そりゃお勧めだわ(そして100円台だった気がする)


初日はこれでおしまい。この日も早起きだったし、明日も早起きなので今日はもう就寝!