八戸の中心部にはいくつかの文化施設があるけど、その中でも2つの文化拠点があります。
一つがはっち。
公式HPには『青森県八戸市の地域観光交流施設、八戸ポータルミュージアム はっち』とあります。
1Fから5Fまでありますが、常時自由に入れるのは4Fまでのよう。
フロアごとにテーマがあって、順々に見ていくのが楽しい。観光客向でもあるけど、子連れの方が楽しめるフロアもあったりして、地域の住民も結構来てる感じ。
入口には八幡馬がお出迎え。岩手地方ではチャグチャグ馬コというらしいですが、こちらは八幡馬というらしい。
通りすがりですが、こんなHPがありました。
3頭だけ妊娠してる馬がいるって教えてもらったんだけど、全然分からなかった(笑)
受付の人にこれだよって教えてもらったんだけど…分かる?他の馬に比べてお腹が出てるの。
南部の菱刺しもあった!椅子の格子に菱刺ししてあって、どうやら希望があればさせるらしい…とウキウキしてスタッフに聞いたところ、やっぱり管理者(指導者)がいる時じゃないとダメなんだって…(´・ω・`)
南部の裂織もあったよ。本当は実際織っているところを見学や体験できるらしいのだけど、これまたコロナで今はやってないんだって(´・ω・`)
本当にもう毎度言ってるけどコロナシネだよね。
それから、八戸は人工水晶の産地だそう。宝飾品としてではなく、精密機器などに使うものだそう。
八戸の産業の紹介があったかと思えば、地元の方らしきお習字教室もあった!年配の方やちびっこなんかもやってて、楽しそうだったな~。
昔、友達と成田山新勝寺でお経を書く写経をしたことがあるよ。習字っていいよね。と思いながらやっていたのに、終わった後に友達から「8-8のため息がずっと聞こえた」って言われた(笑)無意識でずっと溜息ついてたらしい。習字下手だからかしらん。
そして手芸部部長に聞いた鉄道好きにはおなじみの水戸岡鋭治さんの襖絵なんだけど…なんかテレビの撮影が入ってて、それこそ裂織をずっとしていて、屏風も裂織も見たかったのに、どっちもよく見られなかったよ~。ちぇっ。
※私別に鉄道好きなわけじゃないんだけど。
他にも興味深いものがたくさんあって、楽しかった。
今回初めて知ったのだけど、レスリングで有名な伊調さんは八戸出身なんだねー。等身大パネルや手形もあって、思ったより小柄なんだな~と。
さてさて。
もう一つの文化施設が八戸ブックセンターで、公式HPには『青森県八戸市の「本のまち八戸」推進の拠点となる公共施設、八戸ブックセンター』とあります。
これがまた市営の本屋なんだからすごい。
うちの市にこんな魅力的な本屋ないぞ。
テーマごとに本が並べられていて、最新刊が必ずあるわけでもないし、取り寄せしてくれるわけでもないの。
それでも、こうやってテーマごとに分かれてると好奇心を深堀できるし、広げられるよね。
さらに、いくつか席もあってカウンターで注文したコーヒーを飲みながら読むこともできます。(一部漫画とかは読めないようになってた)
私もコーヒー飲みながら贅沢な時間を過ごす。
人口のせいもあると思うけど、本屋自体も座席も混んでることもないし、すごくゆったりした気持ちで読めたのがよかったなー。
あとは市営なんで、申請すれば会議?とか本にまつわるイベントも出来るらしい。この日も6人くらいが集まって、なんかやってました。
さらにさらに、登録していれば執筆室も貸してくれるんだって!面白い制度だよね~。