旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

(仮)息子とお出かけしたよ

 

先日、とあるイベントに参加した。
そのイベントにすごーく興味がありそうだったので、友人の息子くん(高1)も来るか声をかけてみた。
息子くんとは彼が小1の時に会ったのが最後なので、彼は私を全く覚えてない。
母親である友人は参加できないイベントなので、私と2人で行くことになるんだけど、彼にとってすごーく興味があることなので、来るというではないか。
すごいな、ほぼ知らないおばさんと一緒なんだよ。いや、おばさんて呼んだら許さないけど(笑)


そのイベントでは、企画が盛りだくさんだったのだが、
私『(時間に限りがあるので)これだけは絶対行きたいというのはある?』
息子くん『出来るだけ多く周りたいです』
というので、まあ周った、周った。
イベント終了後に再び友人と待ち合わせしていたのだが、彼があれもそれも見たいというので最後は本当に駆け足で見学した。


友人から息子くんの話はよく聞いてたので、あんまり他人て感じはしなかったんだけど。
私も彼もそのイベントには初参加なのだけど、彼がその業界(?)に詳しいこともあって、イベント中も色々話を聞いたり、私もそれ関連の話をしたり。
後日、私の妹に「●●の息子の16歳とイベント行ったんだ」という話をしたら「16歳男子と何話すの!??!?」って言われたけど、不思議と違和感なかったんだよな。…彼は違和感あったかもしれんが(笑)

 

(イメージ画像です)



彼と数時間を共にして思ったのは、なんていい子に育ってるんだろうなと。
親に大切に育てられたのがよく分かった。あと、同年代の頃の友人自身と比べると、すごく優しい(笑)
という話を友人にしたら、「ああ、それは間違いなく旦那の血だね!」と言っていたが。まあ、否定はしない。友人の優しさはストレートではないし、もっと懐の深いところがいいところだからね。


ほぼ知らないおばさんと数時間イベントを共にし、きちんと会話して、自分の趣味も楽しんで、ごはんももりっと食べていて、おばちゃんはとても眩しかったよ。
イベント(というか趣味)を通じて、年齢に関係なく会話できるのもすごくいいなと思った。

 



イベント終了後に友人と私だけで2次会。(息子くんは次の日もその趣味関連で早起きしないといけないからと帰って行った)
そもそも、イベント中は彼女自身はどこかで時間を潰していたようだ。びっくりした。
てっきり家からホイと送り出すだけだと思ったから、やっぱり心配だったんだね。私、兄弟の面倒もめっちゃ見た人よ~。

そして、2次会もゴチになり、お土産までくれたので更にびっくりした。
えええええ!私とあなたの関係でそんな事します!??!?!?と思って。だって、私たち中学生の頃からの付き合いなんですよ。
私が旅先の土産とか渡したってお返しとか特にもらったことないし、お互い気にしたこともないのに。

多分彼女自身をイベントに連れて行っても、何もしなかったと思う。息子くんだからこそしたんだろう。
ああ、彼女はちゃんと「お母さん」なんだなぁと今更ながら思ったのでした。