旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

読書とは

私の妹は昔からほとんど本を読まない。
そのことを母はずっと嘆いていて、私もそう思っていたのだけど。


以前サポセンで働いてた時のこと。読書が趣味のAさんは、顧客がいう事を読解する事ができない。電話でもメールでも。
最初は電話対応だったのだが、電話よりは考える時間があるということからメール対応に回されたのだが、文章でじっくり時間をかけていても、顧客の問い合わせの要点をつかむことができないし、回答も的を得ない。


対してBさんは、「本嫌い」と言っていたけれど、顧客の言いたいことを理解するし、面倒な案件でもきちんと要点をまとめて文章にすることができた。


それを見てから、読書と読解力や文章力はまた別の話なんだなと思った。
もちろん、読書する人に読解力が付くことは多いだろうし、「全く関係ない」とは思わない。ただ、読書するからって過信してはいけないなと。


とはいえ。本にしろ、新聞にしろ、何かしらの形で読書している人の話は面白いことが多い。
その読書の趣味が広ければ広いほど面白いと思う。語彙力もあるので、表現が豊かだ。
話が逸れるけど、現地の情報を得たくて某海外在住者さんのブログを読んでいたのだが、「!」と「~」を乱発するだけで、飲食店の紹介をするので、語彙力がないんだなーと思って読むのを止めた。『めっちゃコスパいいし~~~、近所にあったら通う~~~!!!』みたいな。そんなに伸ばす必要ある?

もう少し「言葉」を使って、その美味しさや驚きを表現してーって思う。


本を読むことは教養を広げることになるんじゃないかなと思う。その教養は興味を広げて、好奇心の元にもなるし、それはいくつになっても必要なものじゃないかなって。
って、昔に比べてめっきり本を読まなくなった私が言う事じゃないけどさ~!


もちろん、読むだけじゃなくていろいろな経験を積むことも大切だけれど。