で、来たのがメディアテーク。
これまた、311から間もない頃に「ぶらぶら美術館」というBSの番組で見て、気になっていたの。
wikiより
『せんだいメディアテークは建築物として高い評価を受けている。伊東豊雄の代表作となっているこの建築は、6枚の床(プレート)と、揺れる海草のような形状の13本のチューブと呼ばれる鉄骨独立シャフトのみの単純な構造によって、地下2階、地上7階の空間のすべてが作られている。これは、柱によって建てられる旧来の日本家屋と建築思想が同じであるが、梁はない。このチューブは床を貫通し、設備系統、エレベーターや階段、屋上からの採光や通風設備として機能している。』
分かったような、分からないような説明だけれど。とにかく従来とは違うやり方で作ったそうだ。
なんかカッコいいなーと思って見ていたので覚えている。
ちなみに、台中のオペラ座と名高い「台中国家歌劇院」も彼の作品だ。
あれも、なんかカッコいいし、ちょっと似てる気がする。中の感じが。
チューブっていう、文字通り筒状のもが柱だったりエレベーターだったりに活用されている。
私の撮影ではカッコ良さが伝わらないので、是非行ってみてほしい。
この日はあいにくの天気なので薄暗いけれど、晴れた日は前の並木の木漏れ日が入って美しいのではないかと思う。
そして、この1Fにミュージアムショップのようなセレクトショップがあって、ちょっと気の利いた仙台・東北の雑貨なんかも置いてあった。(撮影不可)
私の好きな手ぬぐいや、福島の赤べこ、東北各県のこけし、こぎんや刺し子もあったけれど、ここで宮城以外のものを買うのもな…とぐっと我慢。この前の福島旅行で赤べこ買えなかったから、欲しかったんだけどね。(どっちみち好みの子はいなかったのが救い)
そして、かわゆいガチャがあったので挑戦したなりよー!
何が当たったのか、すぐ見たかったけど楽しみはとっておこうと部屋で開封することに。へっへっへ。
このメディアテーク内には図書館もあって、こんな便利な場所にある図書館いいよなと思ったり。(東京中央区の図書館も便利ですけどね)
そして、最上階では面白そうな企画がやっていた!!
行政で保有する昔の資料写真らしいのだけど、どこで撮られたものがもう分からなくなってしまったものを掲示して、みんなで予測コメントを付けるというもの。
みなさんの(多分主に年配者)の記憶と思い出と推察力が発揮されていて、仙台に縁もゆかりもない私でも読んでて楽しかった。
めちゃくちゃコメントついてる写真もあれば、しょぼーんな写真もある。
「奥に写ってるのは、今は無き昔の実家です!」とか「このお店で●●買った思い出があります」とか。
でも、皆の思い出がそこに詰まってるんだなと思うと一人ムネアツの外部人。
午前中に行った瑞鳳殿もそうだけど、仙台は地元民に愛されてるんだなぁと。私の友達は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)で生まれ育った人が多いけれど、多分ほとんどの人が地元愛がない。
故郷のなつかしさみたいなものも少ないと思う。
なので、こういう企画がちょっと羨ましい。