次は、同じく飯盛山にあるさざえ堂へ。お墓から歩いて数分です。
私的には、会津若松の観光地としては一番の場所だと思っていた…けど、ここもあんまり人いなかったな。
やっぱり、夏に盆地に来るアホはいないのかしら。
中は螺旋状になっていて、上りと下りで同じ道を通ることが無い不思議な構造。
江戸時代に西国三十三観音が流行って、会津から行くのは大変だからここを一周したらお参り出来ることにしちゃおというアミューズメント施設。
だから観音様飾って、そこにそれぞれお賽銭入れられるシステムになってたんだって。
今は入れられないけど、元賽銭入れるはずだった口がそれぞれ残ってます。これ、賽銭を一気に回収できるようになってて、「集中賽銭採集装置」(タモリさん命名)だったそう。
はい、私ブラタモリの信者なのでね( *´艸`)
こちらは供養車。
この車を廻せば悲痛な音を発し、これが冥途にとどいて白虎隊士の霊魂を慰めるらしいのだけど…回されすぎたか?全然音しないんだけど。時々かすかにキーっと鳴る。
白虎隊のみなさーん、聞こえてらっしゃいますかー!慰められてくだせ~!
戸の口堰洞穴。この辺りはマイナスイオン出てるのか?飯盛山で一番涼しかった(まあ、水辺だからね)
これまたブラタモリの受け売りだけど。この会津という地は山の中の奇跡的な平らな土地なので、古来より様々な武将が争って陣地取りをしたそうな。
その中の一人(もう誰か忘れたけど)、蒲生さんだったかな?が灌漑設備を整えて、猪苗代湖から水を引いたんだって。これもその一部らしい。
で、白虎隊はこの洞穴をくぐって飯盛山に来たんだけど。
死にに行くために造った水路じゃないのに…(´・ω・`)
さてさて、山を下りて下界へ。
ランチに向かいます。
いくつか候補があったのだけど。
1)会津で有名なフルーツの店でやってるランチ→15分くらい歩くので却下
2)わっぱめし→場所的に、効率落ちる立地なので却下
3)名物のお餅を使ったランチ→見に行ったけど、足りなそうなわりに値段がそこそしたので却下(しょぼかった)
どうしようとウロウロしたら、素敵な建物に皆さんが吸い込まれていくじゃありませんか。私も真似してピットイン。
会津で有名なお味噌の店でした。
どうやら穴倉(実際に蔵だった)のようなところで味噌を使った炉端焼きが食べられるらしい。ちょっと試しみるか。
よりによって、炉端の最前線の席!あちぃ!
お得なセットもありますし、実際これを注文する人がほとんど。
でも、私はご飯と餅両方は要らないなと単品で注文。
こんにゃく、とうふ生揚げ(厚揚げ)、しんごろう(ごはんの半殺し)、ししとう。アチアチだけど、甘じょっぱくて汗かいた体に染み渡る。
自分の好きなものを頼んだけど、偶然にも全部味噌が違った。
こんにゃく→柚子味噌と甘味噌(1本ずつ)
とうふ生揚げ→山椒味噌
しんごろう→じゅうねんみそ
ししとう→甘味噌
お店のお姉さまたちの会津訛が心地よくて、ずっと聞いていたい気分だったな。