旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

どこまでが「旅」か

 

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先日新宿のアフタヌーンティーに行った話を友人にしたところ、「旅行記書いてよ」と言われたが、「あれは旅行じゃないから書かない」と答えた。

旅行じゃないものをを旅行記として書くことに抵抗がある。とても。
ということに気づいた。
他の人が書いていることには全く抵抗ないし、楽しく読んでいるのだが。
自分が「旅行記」とすることが嫌なのだ。と気づいた時に、私にとってはやっぱり「旅」が特別なんだなと気づいた。


聖なる領域とまではいかないけれど、あれを旅と呼びたくない。私にとっての旅は侵されざる領域なのだ。大げさだけど、本当にそう。
旅は何よりも心が躍るものだから。
友人とアフタヌーンティーに行くことも楽しいが、旅とは全く違う楽しさなのだ。


では、私にとって何が「旅」であって旅行記にあげてもよいと思えるのかも考えてみた。
今までのケースを振り返って、深く考えずに直感で判断。


飛行機に乗って福岡に行く→旅
新幹線に乗って京都に行く→旅
JRの普通列車で横須賀に行く→旅じゃない
JRの普通列車で横須賀に行き、ついでに泊る→旅
日光に日帰りで遊びに行く→微妙
中禅寺湖に一泊する→旅
筑波山に日帰りで登山→絶対旅じゃない。登山!(レアケース)
優待切符で大谷石(宇都宮方面)を見に行く→微妙
都内ホテルステイ→微妙…旅じゃない


こうみていくと、普段乗らない乗り物&宿泊を伴うという辺りがどうやら私のボーダーラインらしい。
新幹線で日帰り京都だったらどうかなー…「新幹線」辺りで、私の脳は旅だと思いそう。
それ以外の「日帰り」は旅というか遠足?みたいに思う。遠足と旅と何が違うのか説明は出来ないけど、とにかく「旅」ではない。でも遠足は「日常」ではないから、旅行記を書くことはやぶさかではない。


旅に出たいと思ったら、新幹線や特急に乗ってどっかで一泊すればいいってことだな。
そうすれば私の中で「旅した」という気持ちが得られるのだなと分かった。
だからなんだって話なんだけど、私は旅欲求がすごいのでこのラインが分かった事は収穫なのだった。