小2の姪と二人で東京国立博物館へ行った。
東京国立博物館、通称トーハクは特別展示でごくたまに混むこともあるが、基本的には空いている。コロナに関係なく。
なので、こういった状況でも行きやすいのがありがたい。
両親ともにこういったものに興味が無いので、 彼女にとってはこれが博物館デビューだ。
幼いころから、渋好みとして有名(?)な彼女なので、試しに連れて行ったわけだが。この階段からして「うゎ~」と喜んでいて、なんという目の付け所!と思った(何様)
手すりの彫刻、ランプ、ステンドグラスの窓、シャンデリア、時計など全部に感激してくれて、これだけで連れて行った甲斐があるというものである。
浮世絵、袴、槍、刀、侍、鎧、茶道具、美術品の展示は暗いこと、葵のご紋のこと、パンダがなぜ中国に帰るのか、干豆腐(かんとうふ)の話など、平易な言葉で説明するのはとても難しい。
私にとっても頭の体操だ。
これですぐに覚えることはもちろん難しいだろうが、なんとなくでも興味を持ったり、理解を示してくれたらいいなと思う。
でも、パンダがなぜ中国に帰るのか、というのは本当に難しい説明だった…
デジタルコンテンツを使って、国宝の硯デザイン体験を出来るのだが。
すいすいと操作してるのを見ると、さすがデジタルネイティブ世代だなと思った。
私と姪のデートがうらやましかったのか、今度母が友人と行くらしいが、きっと…絶対出来ないだろう。おいしい唐揚げ作れるのにね。
私も姪もおいしい唐揚げ作れないのにね。
姪や妹夫婦がどう思ってるか分からないが。
知らない事、新しいことに触れることは大切だと私は思っている。まずは触れることが大切だと。そこから世界は広がるから。
だから、その間口を少しでも広げる手伝いを出来たらいいなと思って、こうして時々連れ出しているが。
いつまで一緒に楽しめるのかな…