旅と食と糸と花

旅が好き、食べることが好き、こぎん刺しを嗜み、花を愛でる、でもどれに関しても無知な妙齢会社員の日記

孤独のトラベル・福岡へ(7) 雨の中の小倉観光編

おはようございます。
予報通り雨。午前中いっぱい降るらしい。


ホテルの朝ごはんは付けてないので、出かけるよ。
ホテルから歩いてきたのは、北九州発祥のうどん屋「資さん」。こちらのお店は24時間営業。
福岡のうどんといえば、福岡県人がこぞって「福岡はラーメンよりうどんばい」と言ってるとかいないとか。その特徴はコシの無さ。私は讃岐よりだんぜん福岡派よ。
タモリさんも「うどんにコシはいらない」って言ってるしね!アハッ。

博多ならウエストでしょうが、北九州来たら資さん。(どっちも店舗あるけどね)
って初訪問だけどね!北九州も資さんも。

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モチのロンでごぼ天よ~。
ここのはごぼうがスティック状なんだね。これだと汁でふにゃった衣とサクッとしたところ楽しめて、いいねいいね。
スープはウエストより甘めで魚介の風味がたってます。(多分)
知ったような口きいてるけど、とにかくおいしい!それがすべて。


ローカルはうどんとおはぎがセットってケンミンショーでは言ってたけど。確かにおはぎ推しなんだろうなって店内のポップでも感じたけど。
さすがに、朝からそれは無理なので今回はパス。フォロワーさんも美味しいと言っていたので、次回はお土産に買って帰りたい。

この後ホテルに戻ってチェックアウトして、荷物だけ預けて小倉観光。

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小倉を流れる紫川には凝った橋が架けられてるらしい。

 

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ギリギリまでゼンリンミュージアム(地図)か松本清張記念館(小説)に行くか迷ったんだけど、ホテルからの近かった方のゼンリンミュージアムへまずは行ってみた。
これがかなり楽しくて松本清張までたどり着けなかった~ん。

中の撮影は一部を除いて不可なので、写真がほとんどないけど。

 

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すごい楽しかった!!
日本地図の成り立ちの説明があって、日本国内からとヨーロッパからの双方向から始まったとか。

伊能忠敬の地図とか(これだけ写真可だった)

 

企画展では北九州の街もあったけど。

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私恥ずかしながら初めて知ったのだが、北九州市って門司とか八幡とか5市が合併してできたんだって。(安心してください。私が生まれるよりずっと前の1963年の話です)
新潟出身の母も当然知らなかったけど、子供時代を福岡で過ごした父は知ってた。


入場料1000円かかるけど、素敵な(小倉好きと思われそうな)チケットホルダーがもらえるし。

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施設内のドリンクチケットもらえるし。
※お菓子は有料

 

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1Fにあるショップで小さいプレゼントもらえるし。ミュージアムショップも地図をモチーフにしたかわいい雑貨がありましたよ~。


こんなにしてもらっていいの!?と思った(笑)
アンケートお願いされたから、「地図の作り方」を企画展やってほしいというリクエスト書いておいた。
例えばあの満州進出時にどうやって地図を作り上げたのか、とか。それ以外にも街の地図を描くコツ(?)とかさ。


この後は小倉の総鎮守・八坂神社でお参り。八坂神社があったらお参りすることにしてるんだ。

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そこから同じ敷地にある雨の小倉城with桜を。観光案内所の方は小倉城勧めてくれたけど、再建城(=コンクリ城)なのであんまり興味ない。というか、再建じゃなくてもちょっとまだ城には興味ないんだよな。石垣は好きだけど!

 

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旦過市場をチラ見。旦過市場はほとんどの店が日曜休みなので、あんまり見てません(´・ω・`)
アジアっぽくて楽しいらしいので、ここはリベンジだな。


昨夜、謎の閉店で行けなかったあのお店へ!!

 

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ギャン!行列~~。
でも思ったより回転良くて、20人くらい並んでいたけど20分くらいでテイクアウトで買えた。(イートインもできる)
買って出てきたらもっと並んでたけどね。後ろに並んでた男性曰く「今日は天気悪いから人少ない方」とのこと。
そんなに有名店だったのか。

さ、ホテルで荷物ピックアップして博多へ行くぜ。

 

孤独のトラベル・福岡へ(6) 小倉の夜編

小倉へ戻ってきたよ。


あ、夜とか言ってますけど。飲みに行くわけでもないので、ただ時間帯を現してるだけよ。

 

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駅構内のラーメン屋が九州!福岡!って感じ~。うちの地元の路線にもホームにラーメン屋があるけど、醤油ラーメンだよ。

さらに、改札出てホテルへ向かってると通りがかりに観光案内所が。
メーテルが色々教えてくれます。(嘘です)

 

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市内の地図をもらって、ちょっと説明聞いたのだけど。観光案内所だから当たり前なんだけど、親切だった。
首都圏からの旅行者として冷ややかな目線を投げられるかもしれないと思っているので、あまり店とかでも積極的に話すことはしないのだけど。どこでも親切だったな…感謝しかない。


さてさて、まずはホテルへチェックイン。

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今回泊ったのは駅のすぐ脇にあるホテルリブマックス小倉駅前。
駅チカで便利…だけど。駅周辺でも特に"リトル歌舞伎町的な店"が集まってるところだった。ここ以外はそんなに集まってないと思う。

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ホテルの出入り口目の前に、ス●リップ小屋の看板があったし。別にもうそういうのが嫌という年齢ではないけど、このエリアだけマスクなし若者が多かった。他のエリアで見かける老若男女はちゃんとしてましたよ。
駅チカホテルは他にもあったので、次回は無しかなーと思う。

(写真は翌朝撮ったものです)


さて。この日の夕飯は部屋でゆっくり食べたいなーと思っていたのだけど。テイクアウトで狙っていたお店に電話してみると、19時閉店のはずなのに18時前で「本日の営業は終了しました」とアナウンスが流れる…(´・ω・`)
しょうがない、行ってみるか。と町へ繰り出すが!!!!

 

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ね、小倉のデパートのヴィトンに入場制限の列があったんだけど。どう見ても並んでいるのは日本人の方々。
小倉、儲かってるのね…すごいね。


さて、行ってみたらお店が本当にクローズだった。そもそも食べログでは20:30閉店、Googlemapでは19:00閉店って情報なのに、もうしまってるってどういう事なんだ。(閉業したという感じではなかった)

しかたない、明日のお昼に電車で食べるつもりだった北九州名物の駅弁を部屋弁しようではないか!ということで、弁当を購入して部屋に戻ってきた。


一応私の心のシグナルが打ち鳴らされたので、野菜(セロリサラダ)も購入。ついでにコンビニで汁ものも購入。

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いざオープン!

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東筑軒の「かしわめし」。
これ、この前テレビて福岡出身バイプレーヤー三人で地元を周るという番組で見たの。で、食べてみたかった~!おいしい!
弁当としては大中小とあるようで、これは大。深さが無いので大でも余裕よ。(ちなみに駅で買うと20円安かった)


駅弁好きの友人曰く「駅弁界の雄、日本三大鳥飯の筆頭、折尾のかしわめし?!羨ましい!!!!(いつも駅弁大会で買えないやつ)」とのこと。
わかるわぁ。


さて、食べたら明日の計画を練る。午前中は雨だって言うからな~。
いろいろ考えてから、JR九州のHPから小倉→博多間の列車を予約。

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・普通の快速電車だと、1時間以上かかって1310円。
・特急ソニックだと、45~50分くらいでネットの前売り(席があれば当日でもOK)で1470円。指定席。
・新幹線だと15~20分くらいで指定席3670円(有料のJR九州の会員であればもう少し安いプランもある)
以上の三択。九州新幹線も魅力的だけど、どうせ乗るなら博多より以南よね。で、JR九州の特急は魅力的な車両も多いので、ソニックに乗ることにした!
ちなみにネットでカードで購入だと、発券・発射前なら変更も可能よ。

 

この日は2万歩以上歩いた。

久しぶりに歩いたので、かなり疲れた~。

孤独のトラベル・福岡へ(5) 下関観光から今度は船で門司編

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このあたりだと、道路標識には広島の案内も出るんだねー。なんか、遠くに来たって感じするよ(いや、ここから広島も遠いけど・(笑))

 

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さて、次に来たのは門構えが派手な…違った立派な赤間神宮
え、神宮??って思ったら、平家の最後の戦いで入水して亡くなった安徳天皇を祀っているそう。だから、神宮なんだ。
(私の浅はかな知識では、神宮と名が付くところは天皇を祀っていると思っている)

 

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ここの狛犬の口の中に玉が入ってて、動くの。
子供が口に手を突っ込んでぐるぐるしてたので、私も真似してぐるぐるしたけど…今思うと罰当たりなんだんろうか。ドキドキ。

 

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でもなんか、いいことありそうな感じがしたよ。狛犬の口に手を入れるなんて、そうそうないじゃない。獅子舞に噛んでもらうのと似てる感じ?(違


それにしても、前述の明治時代の下関講和条約の舞台といい、この平安~鎌倉時代源平合戦の舞台といい、(行かなかったけど)船で行ける宮本武蔵の巌流島といい、各時代で歴史に一役になってきたんだなと。
日本全国制覇したわけじゃないけど、ある一時代だけ歴史の表舞台に現れるところが多い中で、ここは各時代で全国の学校で学ぶ日本史レベルで名前が出てくる。それって珍しい気がする。
※各地の郷土史レベルではそれぞれに歴史があるのは分かってますよ

あ、京都もそうね(^-^;


あと、この神宮は小泉八雲耳なし芳一の舞台だそうですよ。恐い。
といっても、明治期の廃仏毀釈で寺としての機能は失ったそうですが。

 

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気が付けば16時過ぎ。門司港でもう一つだけどうしても見たかったものが17時で終わっちゃうんだ!!急いで戻らねばならぬ。

と振り向くと、門と海のコントラストが美しい。どこか異国の風景みたいだなと思った。
基本的に海外でも日本でも一度行ったところはわりとべた褒めで好きになっちゃうタイプなんだけど(笑)
ここ下関もごく一部しか回ってないけど、いいところだったなと早くも旅の振り返り。

 

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がつがつ海沿いの道を急いで、渡船場まで行きます。
歴史にもっと興味あれば、巌流島も行ったらいいかもね!もしくは吉川英治の本を読んでるとか。
私はもちろん読んでない。司馬遼太郎の「坂の上の雲」が精いっぱいよ。と思ったら、どちらも同じ8巻(文庫版)だったので、頑張れば読めるか。

 

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さて、あせあせしつつ戻ってきたものの。焦ってるくせに写真なんて撮ってたから、乗れる船は16:40発。10分ほどで門司港について、そこから私が行きたい場所は徒歩5分…5分しか見学時間ないよぉ。自業自得なんだけど。
ちなみに、下関からは毎時00/20/40で船が出るよ。チケットは400円くらいだった気がする。

風が強かったこともあって、船は結構揺れたので途中で撮れた写真はこれが精いっぱい。

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インスタでも何度も言ったけど、本当香港ぽさがある。気がしない?
コロナが収まったとしても香港いつ行けるのかな…ってずっと思ってるよ。そこに私たちが行きたいと思える香港はあるのかな。


なんてしてるうちに、港に到着。またもや早歩き~~。

 

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旧大連航路上屋に到着。ゼェハァ…

ここは昭和4年に建設され、北九州・門司港の国際ターミナル。ここから満州、大連行きの船が出ていたのだ。
戦後は一時米軍に接収されるも、今は再整備されてこれまた無料で見学できる。門司も下関も無料で見学できるところが多くて、これで維持できるのかな心配よ。せめて別の形でお金落とさないとだね~(こういうこと思うようになったのも年のせいでしょうか)

 

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父方は九州の出身で、祖母は戦前大連に渡ってそこで祖父と出会ったらしいんだけど。絶対ここに来たんだろうなと思うと感慨深い。

と思って帰京後に父に話したら、なんと!祖母は大阪出身だったんだって。初めて知った…大阪の米問屋の娘だったらしい。全然訛ってなかったし、上品だったんだよなー。
ボケてからは、全ての人に感謝する人になったくらいだし。そういう老人に私もなりたいけど、血繋がってないからな。

 

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5分で見学したからよく分からないけど、大阪からの船も多分ここを経由して大連に行ってたと思う。そんな記述だったような気がする。
いずれにせよ、祖父母のような人々が大勢ここから海を渡ったんだと思う。そして、命からがら帰国したんだろう…
あ、祖母は終戦前に帰国してたんですよ。祖父はシベリア行ったそうですけどね…


祖父母のことを思い出しながら、17時で追い出されて(当たり前)。
先ほど早歩きで、横目で見ていた「海と桜の景色」を堪能。それでは小倉に戻ろうかね。

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門司港駅では、到着時には気が付かなかったこんなメッセージ。3月に旅すると、時々見かける駅のメッセージ。うちの地元並びに東京近郊ではこんなの見たことないよ。
こういう気持ちが地方出身者の心を支えてるんだろなと思うとまた涙よね。

 

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孤独のトラベル・福岡へ(4) 下関でティータイム編

ブログというものを数年ぶりに書いているので、ちょっと感覚がおかしいかな…
まだまだ1日目が終わらない。もっと余分なことを省いた方がいいのかもしれないけれど、私の備忘録なのでこのままいく。

 

さてさて。関門トンネルを歩いてくると、目の前には…源義経

 

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壇ノ浦の戦いって日本史で習ったなー。ここで驕る平家は終焉を迎えるんだよね。

 

インスタでも書いたけど、中学生の頃の習字で「好きな歴史上の偉人の名前を書く」という課題があって、私は源義経と書いたのだけど。義経を書いたのは学年で私一人だった…関係ないけど、高校の時に文系クラスでも1つは理数科目とらなくちゃいけなかったんだけど。物理って書いたのも学年で私一人だった…なんでや!

というどうでもいい話はさておき。

 

そろそろ休憩したいのだけど。グーグルマップ見る限り、この辺にカフェは無さそう。
歩いて探すのももう疲れていたので、ちょこっとバスで移動。10分くらいで繁華街(?)へ到着。

山口県に来たのって、高校の修学旅行以来だから5年ぶr…もごもご

修学旅行って楽しかったということは覚えてるけど、何見たかなんて全然覚えてない。あの頃は自分がこんなに旅行好きになるとは思ってもみなかったもんなー。
仲いい友人らと班を組んだのだけど、あの時の友人たちはみんな(心理的に)遠くになってしまったな…

 

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思い出はどうでもよくて。バスが到着したのは、旧秋田商会ビル(右側)と下関南部町郵便局(左側)が見えるところ。秋田ビルは大正4年(1915)に建てられたそうで、今は観光案内所なんかが入ってるらしい。

郵便局は国内最古の局舎で登録有形文化財にもなってるそう。


私のお目当てはそっちじゃなく、これまたすぐそばにある旧下関英国領事館。館内は無料で見学もできるし、ティールームがあるので、そこでお茶したかったんだよねーヽ(^o^)丿

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こちらは旧秋田商会ビルより古く1906年に建てられたんだって。日露戦争直後だねー。
どうでもいいことだけど、学生時代に覚えた日清、日露、第一次大戦の年号って覚えやすかったので今でもすぐに言えるんだけど。国内旅行で歴史的建物見ると意外とその情報が役に立つ(笑)

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ゆとりある席になっていて、大概の人はおススメのアフタヌーンティーセットをいただいてるみたいだったけど、それほどお腹が減ってない私はスコーンのセットを注文。

 

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お金を払ってティーパックの紅茶を飲むのが嫌いな私は、外ではコーヒーを飲むことが多いのだけど。さすが英国領事館!ちゃんと茶葉だし、ティージーティーコゼー)もしてくれた!
スコーンもバターかと思いきや、クロテッドクリーム(バカにしすぎ?)で嬉しいヽ(^o^)丿おいしいヽ(^o^)丿


本当はスマホの充電が怪しかったから、充電できそうなイマドキカフェに行きたかったんだけど(笑)
やっぱり、こっちにしてよかった。


スマホは充電できなかったけど、私の体の充電は完了。
お茶する前はクタクタだったけど、もう一踏ん張りしようと思います!

 

下関市内には広く見所あるようなんだけど、私はこの付近の歩ける範囲だけで観光。この後、門司に戻ってもう1個だけ見たいものがあるからね…

 

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全然知らなかったけど、金子みすゞゆかりの地なんだね。
私が回った狭い範囲内にも、ところどころに彼女の思い出に関する碑があったりしたけど、その文脈からここ下関であまり幸せな日々ではなかったのかなと思った(今wiki見たらその通りっぽかった)

 

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まずは下関条約講和会議の舞台になった春帆楼。第二次世界大戦で全焼して、その後再建築されたそう。
浜離宮から下賜された椅子をはじめとして、当時の会議の場が調度品そのままに復元されてるんだけど。

 

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ただ、ここなんか…恐くて。なんだろう、誰もいないせい?蔵みたいに暗いから?なんか足早に抜けたわ。思い出しても何とも言えずに恐い。建物自体は当時のものではないのにね。

 

 

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海沿いの道をずっと歩いてるんだけど、なんか本当に香港を思い出させる風景なんだよなー。色んな意味で香港に行ける日はいつ来るんだろうか。
ここは平和だな。

また長くなってしまったので、今日はここでお終い。

 

孤独のトラベル・福岡へ(3) 歩いて関門トンネルを越えよう編

さて、ふわっと門司港レトロ街を見たら、ちょっと歩きますよー。
ちなみに、門司のレトロな建物は他にもあるので、本当は朝一で見る方がいいのかもなーと思う。

でも、3つくらいで結構満喫できたので私は十分よ。

 

レトロ街から歩くと20~30分くらい(by Googleくん)だけど、あちこち写真撮ったりしてると30~40分ほどでしょうか。

 

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途中でかつて使われていた電車の展示が。説明によると昭和15年11月に製作された10台のうちの1台だそう。昭和60年まで現役だったんだって。

綺麗に手入れされてて、今も愛されてるんだなあと思ったよ。

 

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ちょっと寂れた倉庫街とか絵になる。こんなん、若い子(言い方…)がいたら、写真撮りまくってそうだけどねぇ。
全然人いない。

 


風は強いけど、天気もいいし人もいないし楽しく歩いていると関門海峡が!まるでサンフランシスコみたいじゃないの(行ったことないけど)

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今年の福岡の桜の開花日が3/12、満開を迎えたというニュースを旅行前に聞いていたのでもう散ってるかなーと思ったけど。

海風で冷たいせいか、意外と蕾のところもあった。

 

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かと思えば、すぐ近くでも風が当たりづらいのか満開のとろこも。

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いや~、桜の季節に日本を旅する日がこようとはねぇ。
正直、コロナじゃなければ考えられなかったな。

 

関門海峡のたもとまで来た。ちょっと海外みたいだよね!

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だんだん天気が崩れてくるという予報だったので、この時すでに曇り空。(黄砂のせいじゃない)

 

じゃん!海から船で直接来れる和布刈(めかり)神社。陸からももちろん来れますのでご安心を。(当たり前)

 

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海の際にあって、全景が撮れないけれど、ここは足利尊氏や大内義弘(だれ?)が社殿を建造したんだって。

 

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御朱印帳をホテルに置いてきてしまったので、書置きの紙でもらいましたが。これ多分、帳を持っててもどうせ書置きのパターンだね。
社務所だけがすごいイマドキ感あるギャラリー風だったけど、最近建て替えたのかな。

 

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海側の灯篭が柵で囲われていたけど、海風や波で石もやられちゃうんだねぇ。

 

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ようやく、関門トンネル人道まで来た。

 

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エレベーターで地下へ降りて、まずは地図確認。地図見てるとなんか香港を思い出すんだよなー。

 

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直線のトンネル。二輪車(自転車やバイク)も通行可だけど、降りて走行がルールで通行料もかかるんだって。徒歩だと無料っすよ。

 

全長780mで、やや門司寄りの380m/400m地点に県境がありました。

 

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県境と同時に本州と九州の境目でもあるのか!言われて気が付いたよ~。


私実は狭くて暗い所が得意じゃないんだよなって歩きながら思い出したけど、なかなか面白かった。海中を徒歩で県境超えるなんてね!

 

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無事下関到着!関門がダブルミーニングになってるね!

 

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エレベーターで地上へ。(ちなみに門司側はバナナ柄のエレベーターよ)